みんなの医療総論

出版社: あけび書房
著者:
分野: 医学一般  >  医学一般
ISBN: 490042370X
電子書籍版: 1993-04-15 (第1刷)
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商品紹介

医療従事者も利用者も医学生も目からウロコの落ちる一冊。マクロな視野と豊富な話題でややこしい医療問題を痛快に解き明かす。

目次

  • みんなの医療総論

    ―目次―

    1 看護婦問題
     (1)患者の不安と不満
     (2)30年前の「ニッパチ」がまだ…
     (3)看護婦の在職死と国民の過労死

    2 なぜ早口になるのか
     (1)企業社会と早口
     (2)老人患者は4ビート、看護婦は16ビート
     (3)「企業的時間」と「人間的時間」

    3 「効率化」原理
     (1)「効率化」−産業現場から人間相手の仕事へ
     (2)効果判定のあいまいな医療
     (3)主権者が効果判定に参加しない「効率化」
     (4)公的責任からの脱走

    4 後始末としての医療
     (1)人間的諸能力の「前倒し利用」
     (2)「健康の切り売り」と医療
     (3)医療の負荷

    5 国民の痛み具合と医療費
     (1)国民医療費の意味
     (2)1年1サイクルと考えれば
     (3)痛めつけておいての医療費抑制策

    6 世代的再生産と医療
     (1)それぞれの時代におけるサイクルのまわり方
     (2)適応能力を超える人づかい
     (3)棄民サイクル

    7 利潤と税金の源泉
     (1)なんでもマーケット化
     (2)なにごとも代行
     (3)究極のフロー・臓器移植
     (4)政府・財界が嫌うのは「在庫」(商品)と「滞留」(人間)

    8 医療をとおして見えるもの
     (1)不平等の拡大再生産
     (2)限定フレーム型の思考
     (3)医療の政治経済学へ
     (4)医療経済研究会

    9 民主的規制への手がかり
     (1)医療問題のフロント
     (2)共同業務としての医療
     (3)「依存的人間」の克服
     (4)あるべき医療と国民生活の再生産についての提言

    10 医療から世界が見えるか?
     (1)マクロな視点
     (2)平和と地味で落ち着いた生活

    むすびにかえて 20世紀医療政策史

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