治療者と家族のための境界性パーソナリティ障害治療ガイド

出版社: 岩崎学術出版社
著者:
発行日: 2014-03-12
分野: 臨床医学:内科  >  精神医学
ISBN: 9784753310715
書籍・雑誌
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2,530 円(税込)

商品紹介

境界性パーソナリティ障害(BPD)治療の基本は,患者の心理社会的機能を高めることを目的とした反復トレーニングを,家族の協力のもとに行うことである。本書では,患者が「治る」まで―つまり,DSMの診断基準に挙げられているような,不安定で激しい対人関係様式,見捨てられ不安,自傷や自殺企図といったBPDの症状が消失するのはもちろんのこと,その後も続く患者の抱える苦痛が,心理社会的機能の改善によって真に和らぐまで―に必要な治療構造や技法を具体的に詳述し,そこに至るまでの治療の道筋を示す。長年,多くのBPD患者を治療してきた著者による,BPDを「治す」ための知識と技術を纏め上げた珠玉の1冊。

目次

  • 治療者と家族のための境界性パーソナリティ障害治療ガイド

    ―目次―

    第 I 部 境界性パーソナリティ障害をどのように理解するか
     第1章 境界性パーソナリティ障害とはどのような病気か
     第2章 境界性パーソナリティ障害患者のふるまいを
          どう理解するか
         ―「コミュニケーションの病理」という視点から考える

    第 II 部 境界性パーソナリティ障害患者と関わる際の
          基本と治療の原則
     第3章 境界性パーソナリティ障害患者との関わり方の基本
          ―「凡人」として「豊かな語り口で」語る
     第4章 境界性パーソナリティ障害治療の基本原則
          ―「学び/学ばれる関係」を作り上げるための
            トレーニング

    第 III 部 境界性パーソナリティ障害治療の実際
     第5章 治療の始め方
     第6章 治療の進め方―「人の世(世間)」に参加するために
         必要な能力を身につけること
     第7章 トレーニングの実践:
         境界性パーソナリティ障害はどこまで治るのか
     第8章 受診しない患者に対する対応
     第9章 自傷,自殺企図,暴力への対応―「人の世(世間)」に
         参加できないために起こるさまざまな症状
     第10章 治療に役立つ5つのポイント

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