呼吸器の薬の考え方、使い方

出版社: 中外医学社
著者:
発行日: 2014-04-01
分野: 臨床医学:内科  >  呼吸器一般
ISBN: 9784498130142
シリーズ: 考え方、使い方シリーズ
書籍・雑誌
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5,280 円(税込)

商品紹介

吸入薬、禁煙補助薬、抗結核薬、対症療法に用いる去痰薬や鎮咳薬、肺高血症の治療に用いる循環器系の薬剤、肺がん治療の分子標的薬、意外に深い含嗽薬やトローチまで、呼吸器科で用いる様々な薬の薬剤情報、薬理と臨床試験、処方に際しての注意点など医療従事者が知っておきたい薬の必要知識+αを人気ブログ「呼吸器内科医」の著者が膨大な資料と知見を基に解説します。合間のコラム「本当にあった医学論文」や一口メモも必読!

目次

  • 呼吸器の薬の考え方、使い方

    ―目次―

    I.対症療法〜呼吸器科医として止めたい症状〜
    はじめに─患者さんの「今すぐ何とかして!」にどう応えるべきか
     1.止血剤〜痰に血が混じったら〜
     2.去痰薬〜あまりにも多すぎる選択肢〜
     3.鎮咳薬〜「とにかく咳を止めてください!」と言われたら〜
     4.鎮咳・去痰配合剤〜一石二鳥の配合剤〜

    II.禁煙補助薬〜薬でタバコはやめられるか?〜
     1.禁煙補助薬は適応が決まっているのか?
     2.禁煙補助薬の種類
     3.禁煙補助薬の費用〜タバコより安い?〜
     4.禁煙補助薬の効果〜どれが一番すぐれているのか〜
     5.禁煙補助薬の使い分けと注意点
     6.ニコチン置換療法(1)
     7.ニコチン置換療法(2)
     8.α4β2作動・拮抗薬
     
    III.閉塞性肺疾患治療薬〜コンプライアンスがキーポイント〜
    はじめに─吸入薬だけは理解しよう
     1.吸入薬〜基本は「患者さんに合うか合わないか」〜
     2.非吸入薬〜どこまでエビデンスがあるのか〜
     
    IV.肺動脈性肺高血圧症治療薬〜使いこなしたい循環器系薬剤〜
     1.見過ごされがちな肺高血圧症
     2.最低限知っておきたい肺高血圧症治療薬
     3.どの薬剤を使うべきか
     4.単剤治療か併用治療か
     5.6分間歩行試験は臨床試験のエンドポイントとして妥当か
     6.治療目標をどこに設定するか
     7.エンドセリン受容体拮抗薬
     8.ホスホジエステラーゼ5阻害薬
     9.プロスタグランジン製剤
     
    V.抗結核薬〜アンコモンではない結核に備えよう〜
     1.「知らない」では済まされない抗結核薬
     2.抗結核薬の種類
     3.抗結核薬の標準治療
       〜にーえいちあーるいーぜっと たす よんえいちあーる〜
     4.抗結核薬の治療原理〜会社員にたとえてみると〜
     5.抗結核薬の使用量〜ごー,じゅー,じゅーご,にじゅーご〜
     6.なぜ結核治療は今のレジメンになったのか
     7.抗結核薬の副作用〜抗結核薬は副作用だらけ?〜
     8.抗結核薬(1)
     9.抗結核薬(2)
     10.抗結核薬(3)
     11.抗結核薬(4)
     12.抗結核薬(5)
     13.抗結核薬(6)
     14.抗結核薬(7)
     15.抗結核薬(8)
     
    VI.抗線維化薬〜肺の線維化を食い止めたい〜
     1.特発性肺線維症は治らない?
     2.抗線維化薬(1)
     3.抗線維化薬(2)
     
    VII.分子標的薬〜新時代の肺がん治療〜
     1.分子標的薬は夢の薬か
     2.EGFR阻害薬の作用部位
     3.分子標的薬の使い分け〜再優先すべきは患者さんの生活〜
     4.分子標的薬(1)
     5.分子標的薬(2)
     6.EGFR阻害薬による皮膚障害の治療
     7.分子標的薬(3)
     8.維持療法について
     9.高額療養費制度について知っていますか?
     10.分子標的薬(4)
     
    VIII.含嗽薬・トローチ〜浅いようで深い,うがいの世界〜
     1.「うがい」とは
     2.うがいにエビデンスはあるのか
     3.含嗽薬(1)
     4.含嗽薬(2)
     5.含嗽薬(3)
     6.トローチ(1)
     7.トローチ(2)
     8.トローチ(3)
     
    IX.その他?脇役だけど大事な薬〜
     1.呼吸器科的に押さえておきたいその他の薬
     2.シロリムス,ラパマイシン(ラパミューン〜)
     3.吸入顆粒球マクロファージコロニー刺激因子(GM-CSF)
     4.フルマゼニル(アネキセート〜)
     5.ナロキソン(ナロキソン〜)
     6.ドキサプラム塩酸塩水和物(ドプラム〜)
     7.OK-432(ピシバニール〜)
     8.タルク(ユニタルク〜 胸膜腔内注入用懸濁剤4 g)

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