Medicina 41/1 2004年1月号
出版社: |
医学書院 |
発行日: |
2004-01-10 |
分野: |
臨床医学:内科
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雑誌
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雑誌名: |
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特集: |
高血圧診療のエビデンスと個別的診療 |
目次
- Medicina 41/1 2004年1月号
―目次―
特集 高血圧診療のエビデンスと個別的診療
■個別降圧療法のために知っておくべき基本情報
日本の高血圧治療
−現状と課題,日本人と欧米人の高血圧の共通点と違い
2000年以降の大規模介入試験と新しいガイドラインの日常診療への応用
【血圧評価】
これからの医療施設における血圧測定はどうあるべきか
家庭血圧−最近の知見と活用法
重症度と臓器障害評価−従来法の限界と新しい評価法の課題
重症度とリスクに応じた治療プランの立て方
■生活習慣指導のノウハウ
−効果的で効率的な生活習慣改善指導のために
個々の患者における生活習慣改善余地の評価
減量指導のこつ
節酒指導のこつ
運動指導のこつ
禁煙指導のこつ
■降圧目標を達成するための降圧薬処方
【降圧薬療法の基本】
導入時期と選択,減薬,服薬コンプライアンスを高めるこつ
【降圧薬の上手な使い方】
一次選択薬使用のノウハウ
−利尿薬
−ACE阻害薬,アンジオテンシン?受容体拮抗薬
−Ca拮抗薬
−β遮断薬
−α1 遮断薬による降圧療法の特徴
多剤併用療法のこつ
治療抵抗性高血圧の対応
緊急降圧療法が必要な場合の降圧薬の使用法
■高血圧以外の問題を有する患者へのアプローチ
高血圧以外の心血管系危険因子を改善することがなぜ重要なのか
糖代謝異常
脂質代謝異常
腎機能障害と高尿酸血症
既往歴:脳卒中
高齢者の個別降圧療法
■トピックス
仮面高血圧(masked hypertension)
睡眠時無呼吸と高血圧
■Controversy
大多数の高血圧患者に食塩7g以下を指導すべきか?
肯定的立場から
エビデンス・実行可能性・費用対効果からみて否定的
早朝昇圧(モーニングサージ)は心血管系疾患のリスクか?
肯定的立場から
否定的立場から
脳卒中予防のために優れているのはACE阻害薬/ARBかCa拮抗薬か?
ACE阻害薬/ARBの立場から
Ca拮抗薬の立場から
70歳以上の高血圧患者の収縮期血圧降圧目標は140mmHg以下とすべきか?
肯定の立場から
−君子は豹変すべし
否定的立場から
−老年者では必ずしもthe lower,the betterであるとは限らない
糖尿病合併高血圧患者にCa拮抗薬の第1選択は適切か?
肯定的立場から
否定的立場から
すべての高血圧患者に二次性高血圧の鑑別精査をすべきか?
肯定的立場から
否定的立場から