目次
- 精神医学 48/7 2006年7月号
―目次―
●巻頭言
集中内観を受けて
●オピニオン・操作的診断基準の有用性と限界をめぐる今日的問題
ICDの過去,現在,未来―国際的視点から,操作的診断を考える
操作的診断体系の今日的問題―精神病理学の見地から
精神医学における症候学的診断基準の意義
―生物学的精神医学の立場から
操作的診断基準の有用性と限界をめぐる今日的課題
―児童精神医学の立場から
認知症における操作的診断基準の有用性と限界
●展望
虐待が脳におよぼす影響
●研究と報告
言語性幻聴を呈した橋聴覚幻覚症の1例
抑うつ寛解過程における微小再燃のメカニズム
―Tellenbach: 『メランコリー』の考察を通じて
CNSループスの神経・精神症状に対してバルプロ酸が奏効した4例
気分障害および不安障害における月経前症候群の頻度
―健常女性との比較
●短報
橋外髄鞘崩壊症により生じた認知機能障害に
塩酸アマンタジンが奏効した1症例
てんかんについての教育が効果的であったパニック障害の1例
―夫のてんかん発作を契機に発症した女性の治療経過
Risperidoneの剤形変更に伴い副作用に改善がみられた5症例
治療抵抗性統合失調症に対し使用したestriolによる
不正性器出血がraloxifene投与にて改善した1例
●私のカルテから
多種精神疾患併存の人格障害患者の治療
Diazepamと抗コリン薬の中止で重度痴呆状態から
劇的に回復した高齢者症例
●動き
精神医学関連学会の最近の活動―国内学会関連(21)