目次
- 精神医学 48/10 2006年10月号
―目次―
●巻頭言
軽度発達障害への関心の高まりに思うこと
●研究と報告
解離性障害にみられる「夢中自己像視」
―解離性意識変容の病態構造について
統合失調症患者における音韻プライミング
―陰性症状と音韻的連想の脱抑制との関連
統合失調症患者とその家族におけるスティグマ認知
―精神症状および主観的ウェルビーイングとの関連
Paroxetineによる治療中に自殺企図のみられたうつ病の2症例
気分障害に対する継続・維持mECTの有効性と安全性
Fluvoxamineが著効したセネストパチーの1例
Cilostazolが奏効した老年期うつ病の2症例
非専門外来を受診するOCD患者の臨床特徴と治療反応性について
―薬物療法と行動療法の併用症例における検討
●短報
Subclinical hyperthyroidism下で躁状態を呈したBasedow病に
quetiapineが著効した1症例
境界性人格障害に対するperospironeの臨床評価
―後方視的研究より
●紹介
Chrstian Scharfetter著「Eugen Bleuler1857‐1939
Polyphrenie und Schizophrenie」
●私のカルテから
初期統合失調症症状が優勢であった初発統合失調症患者に
quetiapineが有効であった1例
“心因性健忘”を疑われ救急外来より紹介された
一過性全健忘の1例
Olanzapine口腔内崩壊錠を用い治療した躁病の1例
末期がん患者の抑うつに対してmethylphenidateが奏効した1症例
●動き
「第102回日本精神神経学会」印象記