脳・心・腎血管疾患クリニカル・トライアル Annual Overview 2014

出版社: ライフサイエンス出版
著者:
発行日: 2014-04-30
分野: 臨床医学:内科  >  血管
ISBN: 9784897753232
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商品紹介

エビデンスに基づくTotal Vascular Careを目指して,現時点での最良の選択肢は何か。日本を代表する専門家が最新のエビデンスを渾身のレビュー。

目次

  • 脳・心・腎血管疾患クリニカル・トライアル Annual Overview 2014

    ―目次―


    Keynote View 臨床試験の今後のあり方
    2014年概説
    2014年J‐CLEAR選出重要トライアル14
    ・糖尿病
     重症低血糖があると2倍も心血管疾患を起こしやすい
     DPP-4阻害薬のメリットは低血糖によって相殺される可能性がある
    ・高血圧
     ラクナ梗塞患者において,二次予防のための血圧目標値は
      140mmHg未満よりも130mmHg未満のほうがよい傾向
    ・不整脈
     肥満の心房細動患者において減量は抗不整脈薬に匹敵するほどの
      意味をもつ
    ・冠動脈疾患 (PCI)
     ワルファリン+クロピドグレルへのアスピリンの上乗せ効果は
      認められず
    ・冠動脈疾患 (危険因子,薬物治療,観察研究,その他)
     冠動脈CT:カルシウム容積スコアと密度スコア,その乖離
    ・冠動脈疾患 (CABG)
     糖尿病・多枝病変に対する冠血行再建術はPCIよりもCABGが有利
    ・血栓/ 凝固
     ワルファリンに対するエドキサバンの非劣性が示されたが,
      優越性は示されなかった 
    ・脳血管疾患
     脳血管イベント発症後早期のアスピリン+クロピドグレル併用が
      再発を抑制 
    ・心臓外科
     僧帽弁形成術と腱索温存僧帽弁置換術の手術死亡率,
      1年死亡率は同等 
    ・末梢動脈疾患
     ヘパリンを結合させたカバードステントは長区域病変において
      BMSよりも高い開存率を示す
    ・腎疾患
     2型糖尿病におけるACE阻害薬とARBの併用には患者ごとの調整が
      不可欠
    ・心不全
     CRTの適応決定にはQRS幅(≧120ミリ秒)がなお最重要
    ・EBM
     論文として出版されない大規模臨床試験が3割もある

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