日本医事新報 No.4696 2014年4月26日号
出版社: |
日本医事新報社 |
発行日: |
2014-04-26 |
分野: |
医学一般
>
雑誌
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ISSN: |
03859215 |
雑誌名: |
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特集: |
速効解説! 診療報酬改定2014 |
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目次
- 日本医事新報 No.4696 2014年4月26日号
―目次―
特集 速効解説! 診療報酬改定2014
・ひと目でわかる! 2014年度診療報酬改定
[Part 1]主要改定項目30 ここがポイント!
(01)初・再診料等の引上げ(消費税対応)
(02)地域包括診療料/地域包括診療加算
(03)紹介率・逆紹介率の低い大病院の処方料等の適正化
(04)有床診療所入院基本料の見直し
(05)7対1入院基本料の見直し
(06)短期滞在手術基本料の見直し
(07)総合入院体制加算の見直し
(08)地域包括ケア病棟入院料/地域包括ケア入院医療管理料
(09)回復期リハビリテーション病棟入院料の見直し
(10)慢性維持透析管理加算/在宅復帰機能強化加算
(11)胃瘻の評価の見直し
(12)医師事務作業補助体制加算/
手術・処置の休日・時間外・深夜加算
(13)夜間急性期看護補助体制加算/月平均夜勤時間超過減算
(14)データ提出加算/診療録管理体制加算
(15)在宅療養実績加算
(16)在宅療養後方支援病院
(17)在宅不適切事例の適正化
(18)機能強化型訪問看護ステーション/衛生材料供給体制の強化
(19)在宅自己注射指導管理料/歯科医療機関連携加算
(20)疾患別リハビリテーションの見直し
(21)維持期リハビリテーションの見直し
(22)ADL 維持向上等体制加算/リハビリテーション総合計画提供料
(23)がん・認知症対策
(24)精神科重症患者早期集中支援管理料
(25)向精神薬の処方剤数の適正化
(26)画像撮影診断料/検体検査実施料
(27)透析医療の評価の見直し/うがい薬のみの処方の保険適用除外
(28)後発医薬品の使用促進
(29)初・再診料、調剤基本料等の未妥結減算
(30)DPC 制度(急性期入院医療の定額報酬算定制度)の見直し
[Part 2][診療所・病院別]
2014年度改定のインパクトと経営戦略
◆2014年度診療報酬改定のインパクト総括
◆診療所における改定インパクトと経営戦略
・一般内科: 地域包括診療料/加算は算定には縁遠いのが実態
・一般外科: 機器機能で差をつけた改定が大きな痛手に
・整形外科: 多くの診療所が初・再診料引上げの恩恵受ける
・小 児 科: マイナスの改定項目はほとんどなし
・皮 膚 科: 全診療科中最大のプラス改定に
・泌尿器科: 透析を手掛けているか否かで影響が変わる
・産婦人科: 増税加味するとプラスマイナスゼロ改定
・眼 科: コンタクトレンズ診療所への締めつけが一段落
・耳鼻咽喉科: 取るべきものを取っていく堅実な経営が望まれる
・精 神 科: 「多剤投与」の減算が大きなマイナスインパクトに
・透 析: 下げ幅は緩和されたものの引下げ傾向変わらず
・在宅医療: 採算性が悪化する施設在宅をどうするか
・有床診療所: 新体系に合わせ、実績の精査と体制の見直しを
◆病院における改定インパクトと経営戦略
・高度急性期病院(DPC):
施設基準取得が困難なら、方向転換の検討が必要
・一般病床(急性期病棟):
中小病院に手厚く、大病院に厳しい改定
・一般急性期病院(一般病棟→地域包括ケア病棟に転換):
地域包括ケア病棟を選ぶか、10対1を選ぶか
・回復期リハビリ病棟:人員だけが課題なら回復期リハ1の堅持を
・療養型病院:ほぼ無風ながら一定の示唆が得られた改定
・精神科病院:消費税増税分を加味しても若干のプラス改定
[Part 3] 徹底検証・診療報酬改定2014
◆KEY PERSON INTERVIEW
・宇都宮啓 厚生労働省保険局医療課長
「地域包括診療料はモデル的な医療機関に
算定してもらうよう厳しい要件にした」
・鈴木邦彦 中医協・診療側委員/日本医師会常任理事
「地域包括ケアシステムの構築に向けて
舵が切られたことを評価」
・安達秀樹 中医協・診療側委員/
日医 社会保険診療報酬検討委員会委員長
「薬価引下げ分巡る財政審建議は暴論。
地域包括診療料は受診者動向が鍵」
・白川修二 中医協・支払側委員/健保連専務理事
「時代の要請に応えた第一歩が刻めた改定。
『地域包括ケア』の評価が次回の課題」
・新川浩嗣 財務省主計局主計官(厚生労働係第一担当)
「消費税引上げ分はすべて手当てし、
それでもプラスにした改定だ」
◆関係団体COMMENT
・内保連 工藤翔二
「再び“病院崩壊”の危機をもたらしかねない改定」
・外保連 山口俊晴
「実質マイナス改定で新技術の評価が制限された」
・日病協 猪口雄二
「機能分化を念頭に置いた改定。この方向性は今後も強まる」
・在支連 新田國夫
「かかりつけ医の在宅医療を促進する改定だった」
◆診療報酬改定2014─総括と今後の展望
[医科]
地域包括ケアへの強い誘導色 外来包括の行方は次期改定がカギ
[薬価・調剤]
後発品メーカーにも厳しい改定 次回は費用対効果評価も焦点
◆診療報酬改定の舞台裏ドキュメント─中医協担当記者の取材メモ
◆【視点】 2014年度薬価制度改革で製薬企業はどうなる?
製薬産業に「構造改革」を迫る長期収載品と後発品の新ルール
◆【視点】 社会保障・税一体改革と2014年度改定
一体改革の哲学を具体化 病床機能と地域包括ケアに力点
ほか