動植物の受精学

出版社: 化学同人
著者:
発行日: 2014-04-30
分野: 基礎・関連科学  >  生命科学
ISBN: 9784759815146
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商品紹介

これまで受精のしくみは生物種間でかなり異なると考えられてきたが,近年,配偶子形成や融合の機構には動植物で共通の原理が存在することが明らかになってきた.受精機構の研究は農学・医学など多岐にわたる分野での応用が期待されている.さまざまな動植物の受精のしくみを解説するとともに,受精研究の最新の知見を紹介する.「受精」という生命の根幹にかかわる機構を生物種横断的にまとめた意欲的な専門書.

目次

  • 動植物の受精学

    ―目次―

    序章 生殖と性 

    PartI 見えてきた受精の基本原理
    1章 動物と植物の受精機構;その多様性と共通性
    2章 配偶子融合;
       動植物・原生生物の受精に共通する配偶子融合因子 

    PartII 単細胞生物と植物の受精
    3章 細胞性粘菌の有性生殖
    4章 藻類の有性生殖
    5章 コケ・シダ植物の受精
    6章 被子植物の受精1;自家不和合性因子の多様性と共通原理
    7章 被子植物の受精2;
       花粉管の伸長とガイダンス,配偶子の融合,核の合一

    PartIII 動物の受精
    8章 線虫の受精
    9章 刺胞動物(クラゲ)の受精
    10章 棘皮動物の受精
    11章 原索動物(ホヤ)の受精
    12章 軟体動物の受精
    13章 両生類の受精
    14章 鳥類(ニワトリ,ウズラ)の受精
    15章 哺乳類における受精の分子メカニズム

    PartIV 受精様式と進化
    16章 同形配偶子生殖から卵精子生殖への進化
    17章 精子運動の活性化と走化性
    18章 受精とオルガネラ;
        ミトコンドリア,プラスチド,ペルオキシソーム

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