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3,850 円(税込)
奈良時代に貧窮病者を救済するために設置された施薬院。明治維新から大正にかけて、施薬、施療のために人生をかけた安藤精軒。貧困者への医療普及を目指した精軒がとった手段が「施薬院」の復興であった。一個人の施療場からはじまった行動は、多くの人々の協力を得て慈善事業として拡大していく。「施薬院」を中心として、京都医会の歴史を描き出し、近代化していく日本に一側面を考証。
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