目次
- 精神医学 54/3 2012年3月号
―目次―
オピニオン 認知症の終末期医療の対応:
現状と課題?尊厳をどう守るか
重度認知症治療の現場から−頑張ろう! 精神科医
認知症患者の終末期医療−現状,課題,試案
終末期にある認知症の患者の尊厳死−理念と実践
●巻頭言
メメント・モリ
●展望
脳には東も西もない
−われら臨床医のこの一手,漢方薬,患者の幸せ
●研究と報告
健常者・うつ病性障害および不安障害における心拍変動
−Heart Rate Variability(心拍変動)は精神科臨床に役立つか
「肥満恐怖のない神経性食欲不振症」と
「やせ願望の明らかでない神経性食欲不振症」
抑うつ症状に関する援助希求行動における
楽観的認知バイアスとその関連要因
●短報
Behavioral and Psychological Symptoms of Dementiaと思われる
諸症状を呈した混合型認知症にramelteonの
追加投与が奏効した1例
精神症状を伴うパーキンソン病に対して
Aripiprazoleが有効であった1例
●資料
総合病院での臨床心理士の役割
−臨床心理士の専門性と多職種チーム満足の両立をめざして
精神保健福祉資料(630調査)を用いた
隔離・身体拘束施行者数の分析
●試論
現代精神医学のジレンマ
●追悼
北杜夫氏を偲んで
●動き
「第52回日本児童青年精神医学会」印象記