摂食障害との出会いと挑戦

出版社: 岩崎学術出版社
著者:
発行日: 2014-10-14
分野: 臨床医学:内科  >  精神医学
ISBN: 9784753310791
書籍・雑誌
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2,970 円(税込)

商品紹介

これまで摂食障害に関する著作に示されてきた治療の指針や方法の多くは,それに従って治療を進めていこうとしてもまったくうまくいかず,それどころか,翻弄されてすっかり消耗してしまったという治療者も少なくないと思われる。摂食障害の治療は患者にとっても治療者にとっても、極めてパーソナルな経験の部分が大きい。摂食障害を病む人が治療者に問いを向けてくるそのときをどのようにやりぬいていくか。それは治療の要であると同時に,摂食障害の治療者が成長する機会でもある。手荒い経験に生き残った臨床家にこそ認識でき表現できる臨床感覚を,若手あるいは手詰まりを感じている臨床家や医療スタッフに,熟達した治療者たちがいきいきとした臨場感をもって伝える鼎談。

目次

  • 摂食障害との出会いと挑戦

    ―目次―

    プロローグ─鼎談を始めるにあたって

    I イントロダクション
    何故にこの鼎談か/摂食障害の歴史/臨床での問題点/
    摂食障害との出会い

    II 摂食障害とは何か
    見立て/病の本態

    III 摂食障害の病態と病理
    病態/病理

    IV 摂食障害の治療
    こころの問題を回避させない/やせている体をどう手放すか/
    「否認」の問題を明らかにすること

    V 摂食障害の予後と予防
    治癒はあるのか/予防はできるのか/
    家庭のあり方、親子関係のあり方

    VI 要望
    治療者に伝えたいこと/患者さんと家族に伝えたいこと

    補遺 摂食障害の精神分析的な理解とアプローチ

    エピローグ─幕を閉じる前に

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