医療機関や患者から直接寄せられた質問やクレームを取り上げ、全16章でわかりやすく解説しています。Q&Aは19問増え193問になりました。特に増えたのは「第13章 開示に関する注意事項」で、「開示請求」、「開示方法」、「開示の例外」、「開示費用」、「開示対象」、「開示の拒否」、「死亡患者の情報開示」に細分化しました。さまざまな事例を学ぶことで、初期対応の大切さ、日常的に職員の個人情報保護対応への意識を高めておくことの重要性が理解できます。役立つコラムも一新しました。医療従事者はもちろん、学生、患者にも理解しやすい1冊です。