コア講義 分子生物学

出版社: 裳華房
著者:
発行日: 2007-08-31
分野: 基礎・関連科学  >  生物/分子生物
ISBN: 9784785352134
書籍・雑誌
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商品紹介

遺伝や細胞から分子,DNAとRNA,発生現象,癌,細菌とウイルス,バイオ技術まで,多岐にわたる分子生物学のトピックスをバランスよく14章にまとめた.平易な言葉で記述しながらも専門学術の教科書としてのスタイルをしっかりと備えている.学習を助けるコラム・解説・演習も随所に設けた.生物学を専門としない学生のための半期用テキストに最適.

目次

  • コア講義 分子生物学

    ―目次―

    1. 生物の特徴と細胞の性質
     1・1 生物の条件
     1・2 生物を分類してみよう
     1・3 生物の基本単位「細胞」
     1・4 生物と水

    2. 分子と生命活動
     2・1 物質の単位「分子」
     2・2 生物は多くの分子からできている
     2・3 生物に含まれる主な分子の種類
     2・4 細胞では化学反応が起こっている

    3. 遺伝や変異にはDNAが関与する
     3・1 遺伝について知ろう
     3・2 生物は変異し,多様化し,進化する
     3・3 遺伝子の役割とは何か?
     3・4 遺伝子はDNAである

    4. DNAの複製,変異と修復,組換え
     4・1 DNAの性質
     4・2 DNAの複製
     4・3 DNAの変異とそれを修復する細胞の働き
     4・4 DNAは組み換わる

    5. 転写:遺伝情報の発現とその制御
     5・1 RNAとは
     5・2 RNAは多様で働きもさまざまである
     5・3 RNA合成:転写
     5・4 生命現象の原動力:転写の制御
     5・5 RNAは合成された後いろいろと変化する

    6. 翻訳:RNAからタンパク質をつくる
     6・1 RNAの塩基配列をアミノ酸配列に読み替える「翻訳」
     6・2 翻訳が完了するまでにはいくつか段階がある
     6・3 突然変異による翻訳への影響
     6・4 翻訳が終わってからの出来事

    7. 染色体は多様な遺伝情報を含む
     7・1 染色体
     7・2 クロマチンの構造
     7・3 真核生物のゲノムは種々の種類のDNA配列からできている
     7・4 ゲノムレベルの遺伝子変動
     7・5 塩基配列に支配されない遺伝:
         エピジェネティックス(後生的遺伝)

    8. 細胞の分裂,増殖,死
     8・1 真核細胞の分裂増殖には周期性がある
     8・2 細胞周期のコントロール
     8・3 細胞増殖調節にかかわる因子:p53とRB
     8・4 生殖細胞をつくる特殊な細胞分裂:減数分裂
     8・5 細胞死にも秩序がある

    9. 発生と分化:誕生するまでのプロセス
     9・1 発生・分化の概要
     9・2 受精から器官ができるまで
     9・3 ショウジョウバエ研究によりわかったボディープラン
     9・4 元と異なる細胞が生まれる分化のしくみ
     9・5 分化細胞を補充する現象:再生

    10. 細胞間および細胞内情報伝達
     10・1 細胞に情報を伝える:細胞間情報伝達
     10・2 細胞内情報伝達
     10・3 細胞内で情報を媒介する分子
     10・4 電気的興奮がかかわる情報伝達:神経興奮

    11. 癌:突然変異で生じる異常増殖細胞
     11・1 正常細胞が癌細胞に変わるとき
     11・2 癌はウイルスによっても起こる
     11・3 細胞には癌抑制にかかわる遺伝子もある
     11・4 癌という病気の特徴

    12. 健康維持と病気発症のメカニズム
     12・1 体を守るシステム:免疫
     12・2 中枢神経細胞の死
     12・3 老化と寿命
     12・4 生活習慣病

    13. 細菌とウイルス
     13・1 微生物
     13・2 細菌の増殖
     13・3 細菌のもつゲノム以外の遺伝要素
     13・4 ウイルス:生物か無生物か?

    14. バイオ技術:分子や個体の改変と利用
     14・1 分子生物学の基礎技術
     14・2 遺伝子組換え(組換えDNA技術)
     14・3 個体を扱う技術

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