教育哲学の課題「教育の知とは何か」

出版社: 福村出版
著者:
発行日: 2015-06-05
分野: 医学一般  >  医学一般
ISBN: 9784571101717
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商品紹介

近代教育学の諸思想の再考から現代教育学の実践まで、多様な視点から教育哲学の意義と課題に迫る論考集。

目次

  • 教育哲学の課題「教育の知とは何か」

    ―目次―

    序章 「七五年は草木も生えぬ」という言説から
        ―原子力破局の時代における教育学の課題
     1 鎌田報告書―被爆の実相を炙り出す
     2 三・一一以後の福島の放射線問題
     3 まとめ―科学者、とくに教育者の責任について

    I 啓 蒙
     第1章 近代教育学再考―ルソー・汎愛派・ペスタロッチー
     第2章 スイス啓蒙主義とペスタロッチーの誕生
     第3章 ヘルバルトにおける教育の哲学的水脈―知の経験と「場」
     第4章 「教養」概念の比較思想史研究
         ―教育学の基礎概念をめぐって
     第5章 生命と教育―ドイツにおける哲学的人間学を中心に
     第6章 インクルーシブ教育の本質
     第7章 シュトゥットガルトにおける亡命ドイツ人芸術大学
         教授は戦後芸術大学に何を託したか
     第8章 ボルノウにおける「希望と理性のスキーム」
         ―「希望の教育学」のために

    II 革 新
     第9章 教育学の課題としてのリスク
         ―福島第一原発事故以後の展望
     第10章 物語られた人間形成を読み解く
          ―現代ドイツ教育学における人間形成論的に
           方向づけられたビオグラフィー研究をめぐる検討
     第11章 「陶冶」と「人間形成」―ビルドゥング(Bildung)を
          めぐる教育学的な意味世界の構成
     第12章 ドラマトゥルギーによる学際的実践研究
     第13章 ドイツにおける教員養成スタンダードの導入
     第14章 教育的行為としての「ケア」の可能性
     第15章 図の概念表象作用の基底と範例的応用の可能性について

    III 実 践
     第16章 シティズンシップ教育とこれからの道徳教育
          ―鍵的課題としての討議過程創出という課題
     第17章 規範と道徳教育―法教育との対話を通して
     第18章 教育哲学を道徳教育につなぐ―ハーバーマスの
          討議倫理学にもとづく道徳授業づくり
     第19章 主体的な学習活動をめぐる諸問題
          ―「範例的学習」の再吟味
     第20章 北朝鮮の小学校国語教科書に表れる金日成父子の
          偶像化と叙述に関する研究
     第21章 教育哲学の実践―その状況性と再帰性
     第22章 教育と平和―被爆体験の継承

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