組織で保証する医療の質 QMSアプローチ

出版社: Gakken(旧:学研メディカル秀潤社)
著者:
発行日: 2015-06-20
分野: 看護学  >  看護管理
ISBN: 9784780912159
書籍・雑誌
≪全国送料無料でお届け≫
取寄せ目安:8~14営業日

3,740 円(税込)

商品紹介

本書は,2007年に設立されたQMS-H(医療における質中心経営管理システム)研究会の成果をまとめたものである.QMSは,安全で質の高い医療を提供するうえで,どの病院にもなくてはならない.その取り組み方の実際が学べる1冊.

目次

  • 組織で保証する医療の質 QMSアプローチ

    ―目次―

    1.なぜQMSアプローチに取り組むのか
     1-1 問題意識
     1-2 QMSがもたらす効果
     1-3 本書の対象読者と構成

    2.QMSとは何か―その考え方・構成要素・重要な概念
     2-1 医療への質マネジメントアプローチ
     2-2 QMSとその構成要素
     2-3 QMSにおける重要な概念

    3.QMS-Hの開発と導入
     3-1 QMS-H研究会とは?
     3-2 QMSの導入・推進ステップ

    4.事例―私たちはQMSにどのように取り組んだか
     4-1 大久野病院:
        中規模慢性期病院で、QMS活動を院長自らが牽引する
     4-2 飯塚病院:超大規模病院で、一診療科による
        パイロット活動から病院全体に展開する
     4-3 古賀総合病院:ISO認証によるQMSの維持・改善から、
        経営方針と結びついた方針管理で、組織改革を進める
     4-4 城東中央病院:形骸化したISO認証から脱却し、
        人材育成を中核に据えて、真に有効なQMSを再構築する
     4-5 仙台医療センター:大規模国立病院において、課題を絞り、
        医師主導で、効率的にQMSを推進する
     4-6 前橋赤十字病院:医師の主導により、時間をかけて、
        活動の浸透・理解を進める
     4-7 武蔵野赤十字病院:QCサークル、5Sから始め、
        その延長線上にQMSを位置づけ、業務を整理しながら
        電子カルテに移行する
     4-8 久喜総合病院:新病院へ移行するために、ISOの認証を
        組織共通の目標に掲げて、病院改革を実践する
     4-9 埼玉病院:院長の強いリーダーシップと研究会の成果を
        効果的に活用し、短期間でQMSを構築する
     4-10 川口市立医療センター:公立の大規模病院で、医師主導で
        プロセス指向の理解と実績に重点をおいて推進する

    5.QMS手法・技法の解説と適用
     5-1 病院業務プロセスの構造的記述方式
     5-2 プロセスアプローチによる与薬事故分析手法の
        医療機関への導入
     5-3 介護計画立案プロセスの標準化
     5-4 臨床知識の可視化・構造化・標準化
     5-5 体系的な医療の質・安全教育の実施に向けて

最近チェックした商品履歴

Loading...