組織で保証する医療の質 QMSアプローチ
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目次
- 組織で保証する医療の質 QMSアプローチ
―目次―
1.なぜQMSアプローチに取り組むのか
1-1 問題意識
1-2 QMSがもたらす効果
1-3 本書の対象読者と構成
2.QMSとは何か―その考え方・構成要素・重要な概念
2-1 医療への質マネジメントアプローチ
2-2 QMSとその構成要素
2-3 QMSにおける重要な概念
3.QMS-Hの開発と導入
3-1 QMS-H研究会とは?
3-2 QMSの導入・推進ステップ
4.事例―私たちはQMSにどのように取り組んだか
4-1 大久野病院:
中規模慢性期病院で、QMS活動を院長自らが牽引する
4-2 飯塚病院:超大規模病院で、一診療科による
パイロット活動から病院全体に展開する
4-3 古賀総合病院:ISO認証によるQMSの維持・改善から、
経営方針と結びついた方針管理で、組織改革を進める
4-4 城東中央病院:形骸化したISO認証から脱却し、
人材育成を中核に据えて、真に有効なQMSを再構築する
4-5 仙台医療センター:大規模国立病院において、課題を絞り、
医師主導で、効率的にQMSを推進する
4-6 前橋赤十字病院:医師の主導により、時間をかけて、
活動の浸透・理解を進める
4-7 武蔵野赤十字病院:QCサークル、5Sから始め、
その延長線上にQMSを位置づけ、業務を整理しながら
電子カルテに移行する
4-8 久喜総合病院:新病院へ移行するために、ISOの認証を
組織共通の目標に掲げて、病院改革を実践する
4-9 埼玉病院:院長の強いリーダーシップと研究会の成果を
効果的に活用し、短期間でQMSを構築する
4-10 川口市立医療センター:公立の大規模病院で、医師主導で
プロセス指向の理解と実績に重点をおいて推進する
5.QMS手法・技法の解説と適用
5-1 病院業務プロセスの構造的記述方式
5-2 プロセスアプローチによる与薬事故分析手法の
医療機関への導入
5-3 介護計画立案プロセスの標準化
5-4 臨床知識の可視化・構造化・標準化
5-5 体系的な医療の質・安全教育の実施に向けて