身体へのまなざし

出版社: すぴか書房
著者:
発行日: 2015-07-01
分野: 看護学  >  臨床/成人/老人
ISBN: 9784902630244
書籍・雑誌
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2,750 円(税込)

商品紹介

こころとからだ、あるいは主観と客観の二分法は科学のための便法に過ぎない。現に存在するのは心身一如たる身体なのである。その身体を離れて実践はあり得るだろうか。臨床は身体的な営みの場である。人の奥深さ、身体の不思議・・・・看護の神髄にふれる思索の集成。

目次

  • 身体へのまなざし

    ―目次―

    はじめに
     身体という言葉

    第1章 身体 からだでもなく、こころでもなく
     1.日々の暮らしの中で
     2.病気体験のさなかに
     3.自分とは? 私が私であることの不思議
     4.患者さんの自殺にまつわる体験
     
    第2章 身体の底をみる 重度認知症患者の行動観察をとおして
     1.原初的身体
     2.身体の所有 自分の体を自分のものと感じとること
     3.還っていく身体 身体の内閉化
     4.徘徊の理由
     
    第3章 身体の変容 精神病を患う人々が経験している身体
     1.看護師の実践を導く患者理解を求めて 
     2.自他を区別する境界線 自己が存在するための絶対条件
     3.自己が霧散してしまった身体
     4.未分化な身体への逆
     5.統合失調症急性期の看護
     
    第4章 看護技術と身体 
     1.相互浸透する身体
     2.看護技術と看護師の実践
     3.看護手順
     4.実習の意味 
     5.技術の修得
     
    第5章 関係としての身体 身体の重層性、全体性、現場性 
     1.身体の重層性
     2.身体の形成―歴史が刻まれていく身体
     3.間身体的な現象 
     4.身体の全体性*階層構造の理解の仕方
     5.見えるということの関係性 
     6.身体の現場性

    第6章 身体の理論と看護学  
     1.身体論的な見方とは
     2.さまざまな身体論
     3.高度な看護実践能力を身につけるために
     
    第7章 身体の生成、認識、つながり

    あとがき

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