難病指定されている「膠原病(リウマチ)」は、臨床と研究の双方を同時進行で推進していかなければならない重要分野です。本書の1版〜改訂5版は、免疫学と臨床免疫学を対等に見据えた新しい時代の専門書・教科書として、この分野の研究者の間では定評を得てきました。 本書「改訂6版」では、生物学的製剤など最新の治療が飛躍的に進歩し、病因研究も新しい考え方の下に大きく羽ばたこうとする中、新しい時代に対応して大幅に改訂し、新たな診療ガイドラインに沿って関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、血管炎、ベーチェット病、炎症性脊椎疾患などの内容を一新し、治療を最新のものに書き換えました。