医療ボランティアをめざす人に今伝えたいこと

出版社: ミネルヴァ書房
著者:
発行日: 2015-09-30
分野: 医療技術  >  介護/福祉
ISBN: 9784623074662
書籍・雑誌
≪全国送料無料でお届け≫
取寄せ目安:8~14営業日

3,080 円(税込)

商品紹介

医者や看護師などの専門職ではないけれども、病院での「困った」を手伝ってくれるボランティアの人々。患者とその家族の気持ちに寄り添い、専門職への橋渡しなど、様々な役目をはたしている。誰でもできると思われがちだが、時には生死の深淵をのぞいている患者に対応するには、一定の知識に基づいた方法論が必要とされる。本書は、23年間の経験を元に学生に教える立場になった著者が事例を通してその働きと、必要な知識を伝える。

目次

  • 医療ボランティアをめざす人に今伝えたいこと

    ―目次―

    序 章 医療ボランティアとはどんな存在か

    第I部 医療ボランティアのいる風景
     第1章 急性期病院の外来におけるボランティア
      1 日常の会話で関わる
      2 相手に合わせた対応
      3 ちょっとした言い回し
      4 困っている方に気付く
      5 ボランティアとしてできること
     第2章 急性期病院の病棟におけるボランティア
      1 聞くことと聴くこと
      2 関わり方の工夫
     第3章 療養型病棟におけるボランティア
      1 コミュニケーションの糸口
      2 ボランティアとしての関わり
     第4章 終末期におけるボランティア
      1 一人ひとりと向き合う
      2 さり気なく関わる
     第5章 緩和ケア病棟におけるボランティア
      1 今を大切に
      2 そっと見守る
     第6章 施設(特別養護老人ホーム)におけるボランティア
      1 相手の気持ちをくみ取る
      2 コミュニケーションのきっかけ

    第II部 医療ボランティアに必要な知識
     第7章 医療ボランティアの基礎
      1 橋渡しをする
      2 病気の方と同じ目線に立つ
      3 個に向き合う
      4 外の風を運ぶ、届ける
      5 隙間を埋める

     第8章 病状に応じた関わり方
      1 病状による個人差
      2 病気、病状による個別性と個別化
      3 関わり続ける、逃げない
      4 沈黙というコミュニケーション
      5 心のケア
      6 認知症高齢者と共に
     第9章 家族との関わり方
      1 寄り添って聴く
      2 言葉選びは慎重に
      3 立場をわきまえる
     第10章 医療者が求めるボランティアとは
      1 隙間を埋めて欲しい
      2 とにかく患者さんの話を「ゆっくり、よ〜く」聞いてほしい
      3 時間にゆとりを持って活動してほしい
      4 あなたを待っている患者さんを忘れずに
      5 信頼関係、チームワークを乱さない気遣い
      6 病気の方が主役であることを忘れずに
      7 自分の思い込みで活動しない
      8 約束を守る
      9 話し相手の「プロ」になってほしい

最近チェックした商品履歴

Loading...