老年期うつ病の作業療法

出版社： メジカルビュー社
著者：
発行日： 2015-10-10
分野： 医療技術  >  リハビリ技術
ISBN： 9784758316903
電子書籍版： 2015-10-10 （第1版第1刷）
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商品紹介

本書は，高齢者が新たな生きがい・役割を見つけるために，作業療法士が地域でできることを実例を通して解説している。

目次

  • 老年期うつ病の作業療法
    　
    ―目次―

    1章　現代の高齢者を知る
    　現代の高齢者を知る
    　　超高齢社会
    　　収容型医療の限界
    　　対象の喪失と発達課題の剥奪
    　　平均寿命の延長の意味することは？
    　　現代の高齢者はどのような時代を生きてきたのか？

    2章　老年期うつ病を知る
    　老年期うつ病を知る
    　　老年期うつ病の症状
    　　老年期うつ病の生活機能障害
    　　老年期うつ病の治療

    3章　老年期うつ病に対する作業療法
    　事例報告(1)
    　　大腸癌手術をきっかけに，うつ病を発症した60歳代の症例
    　事例報告(2)
    　　認知症混在例（介護老人保健施設）
    　事例報告(3)
    　　地域連携・訪問支援

    4章　超高齢社会で作業療法士は何をすべきか？
    　超高齢社会で作業療法士は何をすべきか？
    　　作業療法士の今後の方向性
    　　生活習慣病予防と介護予防の分岐点
    　　長生きの秘訣：社会的関係性，つながることの大切さ
    　　ソーシャル・キャピタル（社会関係資本）の発現
    　　作業療法士は地域の黒子にもなる
    　　作業療法士ができること
    　　元気になる作業活動を通してお金を稼ぐ

この書籍の参考文献

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本参考文献は電子書籍掲載内容を元にしております。

1章 現代の高齢者を知る

P.16 掲載の参考文献
1) 内閣府 : 平成26年版 高齢社会白書, 2014. (http://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2014/zenbun/26pdf_index.html, 2015年7月時点)
 
2) 国立社会保障・人口問題研究所 : 日本の将来推計人口 (平成24年1月推計), 2012. (http://www.ipss.go.jp/syoushika/tohkei/newest04/sh2401top.html, 2015年7月時点)
 
3) 週刊東洋経済 : 東京23区だけで4,500人 孤独死とはなにか? 週刊東洋経済, 2014/7/19.
 
4) 結城康博 : 孤独死のリアル, 講談社現代新書, 63-68, 2014.
 
5) 岸恵美子 ほか : 平成22年度老人保健健康増進事業 セルフ・ネグレクトと孤立死に関する実態把握と地域支援のあり方に関する調査研究報告書. ニッセイ基礎研究所, 2011.
 
6) 総務省 : 統計トピックス No.72 統計からみた我が国の高齢者 (65歳以上) -「敬老の日」にちなんで-. 2013. (http://www.stat.go.jp/data/topics/topi720.htm, 2015年8月時点)
 
7) 本田靖明, 松浦新 : 介護職離れ, 負の連鎖 低所得・負担敬遠で職員減り…. 朝日新聞DIGITAL, 2015/1/5.
 
8) 松浦新, 本田靖明 : 大都市の介護施設, 求人難深刻 職員定数割れで閉鎖も. 朝日新聞DIGITAL, 2015/1/5.
 
9) 増地あゆみ, 岸玲子 : 高齢者の抑うつとその関連要因についての文献的考察 : ソーシャルサポート・ネットワークとの関連を中心に. 日本公衆衛生雑誌 48 (6), 435-448, 2001.
 
10) ビッグイシュー : 人の雑木林, 都会の多世代共生ユートピア-ゴジカラ村. ビッグイシュー 日本版 254, 18-19, ビッグイシュー日本, 2015.
 
11) 総務省統計局 : 日本の統計 2015, 日本統計協会, 2015.
 
12) 鈴木隆雄 : 超高齢社会の基礎知識, 講談社現代新書, 63-73, 2013.
 
13) Erikson EH, Erikson JM : The Life Cycle Completed : A Review (Expanded Edition), Norton & Company, 1997. (村瀬孝雄, 近藤邦夫訳 : ライフサイクル, その完結 増補版, みすず書房, 2001)
 
14) 冨澤公子 : ライフサイクル第9段階の適応としての「老年的超越」 -奄美群島超高齢者の実態調査からの考察-. 神戸大学大学院人間発達環境研究科研究紀要 2 (2), 111-119, 2009.
 

2章 老年期うつ病を知る

P.41 掲載の参考文献
1) 更井啓介 : 躁うつ病の身体症状. 躁うつ病の臨床と理論 (大熊輝雄, 石井 厚編), 医学書院, 1990.
 
2) 高橋三郎, 大野裕監訳 : DSM-5 精神疾患の診断・統計マニュアル, 医学書院, 2014.
 
3) 増井幸恵 : 老年的超越研究の動向と課題. 老年社会科学 35 (3), 365-373, 2013.
Medical*Online
4) 近藤伸介 : うつ病の全貌は見えたか. こころのりんしょう a-la-carte 29 (4), 499-503, 2010.
 
5) 上田諭 : 治療反応性からみた初老・老年期うつ病の亜型分類. 臨床精神医学 42 (7), 881-888, 2013.
Medical*Online
6) 木村真人監訳 : アパシー. 脳卒中における臨床神経精神医学 第2版, 星和書店, 2013.
 
7) 障害者福祉研究会 編 : 国際生活機能分類 (ICF) 国際障害分類改訂版, 中央法規出版, 2002.
 
8) 上田敏 : ICFの理解と活用, 萌文社, 2005.
 
9) WHO著, 田崎美弥子ほか訳 : 健康および障害の評価 WHO 障害評価面接基準マニュアル WHODAS 2.0, 日本評論社, 2015.
 
10) 近藤伸介 : うつ病と生活障害. 精神科 20 (6), 569-575, 2012.
 
11) Andrews G : Reducing the burden of depression. Can J Psychiatry 53 (7), 420-427, 2008.
PubMed
12) Psychosocial factors relevant to brain disorders in Europe : About (www.paradiseproject.eu, 2015年8月時点)
 
13) Cabello M, et al. : Psychosocial features of depression : a systematic literature review. J Affect Disord 141 (1), 22-33, 2011.
PubMed
14) 近藤喬一, 鈴木純一編 : 集団精神療法ハンドブック, 金剛出版, 2000.
 

3章 老年期うつ病に対する作業療法

P.87 掲載の参考文献
1) 神谷美恵子 : こころの旅, 138-9, みすず書房, 1982.
 
2) 特定非営利活動法人 那須フロンティア ウェブサイト (http://www.nasu-f.com, 2015 年4 月時点)
 
3) 黒磯駅前活性化委員会ウェブサイト (http://www.kuroiso-ekikatsu.com, 2015年4月時点)
 
4) 香山明美 : 生活を支援する精神障害作業療法 第2版, 260-275, 医歯薬出版, 2014.
 
5) 野崎智仁 : 那須地域における就労支援ネットワーク. 精神障害とリハビリテーション 18 (2), 6-10, 2014.
 
6) 遠藤真史, 荻原喜茂 : 精神保健福祉領域における相談支援事業が取り組むアウトリーチサービスと作業療法の可能性. 作業療法ジャーナル 46 (11), 1391-1396, 2012.
 
P.99 掲載の参考文献
1) Kupfer DJ : Long-term treatment of depression. J Clin Psychiatry 52 Suppl, 28-34, 1991.
PubMed
2) Kennedy N, et al. : Long-term social functioning after depression treated by psychiatrists : a review. Bipolar Disord 9 (1-2), 25-37, 2007.
 
3) 内閣府 : 平成26年版自殺対策白書. 8-9, 2014. (http://www8.cao.go.jp/jisatsutaisaku/whitepaper/w-2014/pdf/, 2015年8月時点)
 

4章 超高齢社会で作業療法士は何をすべきか ?

P.113 掲載の参考文献
1) 東京大学高齢社会総合研究機構 : 東大がつくった高齢社会の教科書, p.24, ベネッセコーポレーション, 2013.
 
2) 内閣府 : 平成20年版 高齢者の地域社会への参加に関する意識調査 (全体版), 2008. (http://www8.cao.go.jp/kourei/ishiki/h20/sougou/zentai/index.html, 2015年7月時点)
 
3) 総務省統計局 : 平成23年 労働力調査年報, 2011.
 
4) 小学館 : モスバーガー 高齢店員「モスジーバー」積極採用して好影響. 週刊ポスト 11/14号, 2014.
 
5) 柴田学 : 地域福祉におけるコミュニティ・ビジネスの可能性-コミュニティ・ビジネスの実践事例をもとに-. Human Welfare 6 (1), 77-92, 2014.
 
6) Holt-Lunstad J, et al. : Social relationships and mortality risk : a metaanalytic review. PLoS Med 7 (7) : e1000316. doi : 10.1371/journal.pmed.1000316, 2010.
 
7) 石川善樹 : 友達の数で寿命はきまる, 16-18, マガジンハウス, 2014.
 
8) 小熊裕子 ほか : サクセスフル・エイジング, p.143, 慶應義塾大学出版会, 2014.
 
9) 内閣府国民生活局市民活動推進課 : 平成14年度 ソーシャル・キャピタル : 豊かな人間関係と市民活動の好循環を求めて, 2003. (https://www.npo-homepage.go.jp/toukei/2009izen-chousa/2009izensonota/2002social-capital, 2015年8月時点)
 
10) Pekkanen, R : Japan's Dual Civil Society, Stanford University Press, 2006.
 
11) 近藤克則 : 健康格差社会, 医学書院, 2005.
 
12) Ross M : Community Organization : Theory, Principles, and Practice. Harper & Row, 1967. (岡村重夫訳 : コミュニティ・オーガニゼーション : 理論・原則と実際, 全国社会福祉協議会, 1968)
 
13) 内閣府 : 平成25年度 高齢社会白書, 2013. (http://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2013/zenbun/25pdf_index.html, 2015年8月時点)
 

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