看護理工学

出版社: 東京大学出版会
著者:
発行日: 2015-10-16
分野: 看護学  >  看護学一般
ISBN: 9784130624145
書籍・雑誌
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商品紹介

幸福な療養生活の実現を目的として,看護・生物学・工学が融合した領域の入門テキスト.患者のニーズの抽出から,病態メカニズムの解明,新たな技術・機器の開発まで,その基本的な考え方を示し,モデルとなる手法を解説する.研究と臨床をつなぐ看護トランスレーショナルリサーチの試み.

目次

  • 看護理工学

    ―目次―

    第1章 看護理工学の必要性と意義
     1.1 看護理工学とは何か
     1.2 看護理工学は何を目指すのか
     1.3 看護理工学のコンセプト
     1.4 看護理工学研究のプロセス

    第2章 看護理工学的手法を用いた臨床研究の目的とプロセス
     2.1 総論
     2.2 クリニカルクエスチョンから
        リサーチクエスチョンへの構造化
     2.3 理工学手法を用いた臨床研究のデザインとデータ収集
     2.4 理工学データの統計解析
     2.5 臨床研究における倫理
     2.6 知的財産
     2.7 利益相反
     文献

    第3章 看護学における生物学的アプローチ
     3.1 総論
     3.2 生理学・行動学:個体レベルでの研究
     3.3 組織学・病理学:組織・細胞レベルでの研究
     3.4 分子細胞生物学:遺伝子レベルでの研究
     文献

    第4章 看護学における工学的アプローチ
     4.1 総論
     4.2 材料力学:組織モデリングに基づく研究
     4.3 機械力学:静的な人体モデリングに基づく研究
     4.4 計測工学:動的な人体モデリングに基づく研究
     文献

    第5章 看護理工学研究の様々な手法
     5.1 総論
     5.2 サーモグラフィ
     5.3 超音波画像検査法
     5.4 スキンプロッティング
     5.5 質的スケッチ技法
     文献

    第6章 看護理工学研究の展開
     6.1 総論
     6.2 血流促進のための振動器
     6.3 創傷滲出液解析による包括的創傷アセスメント
     6.4 可視化技術による皮膚のアセスメント
     文献

    第7章 展望と課題
     7.1 臨床と研究のコラボレーション
     7.2 看護理工学の今後

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