第1章 小児の特徴
I 発達段階からみた小児期の区分
A 小児の範囲(小児とは)
B 小児期の区分
C 小児の特性
II 保健統計からみた小児と健康問題
A 小児人口の推移
B 母子保健に関する人口動態統計の年次推移
C 在日外国人の母子保健状況
III 小児を取り巻く環境
A 家族
B 小児を取り巻く社会環境
C サポートシステムと社会資源
第2章 小児看護とは
I 小児看護の対象と目標
A 小児看護の対象
B 小児看護の目標
C アプローチのための基本
II 小児看護の場と看護の特徴
A 生活や療育を中心とする場における小児看護の役割
B 医療を中心とする場の特徴と役割
C 医療と生活や療育をつなぐ場の特徴と小児看護の役割
III 小児看護の課題と展望
A 小児と家族の権利擁護(アドボカシー)とその促進
B 小児看護の独自性・専門性の確立と役割拡大
C EBN 研究および職種を超えた学会や共同研究の促進
第3章 子どもの最善の利益にかなう医療・看護
I 医療における子ども
A 子どもとう存在
B 自己決定権の尊重
C 結果発生主体としての子ども
D せめぎ合いのなかの小児医療
II 子どもの権利条約
A 権利主体としての子ども
B 子どもの権利条約
III 小児医療の場と子どもの権利
A 小児看護の現場における子どもの権利
B 権利の主体としての子どもの意思決定
C 特別な医療と子どもの権利
D 医療と子どもの権利
E 子どものマルトリートメントと看護者
第4章 小児看護における概念と理論
I 成長・発達に関する概念と理論
A エリクソンの自我発達理論
B ピアジェの認知発達理論
II 母子関係に関する概念と理論
A ボウルビィらの愛着理論
B マーラーの分離- 個体化理論
III 家族関係に関する概念と理論
IV 小児の健康促進にかかわる概念と理論
A ストレス理論
B ライフスキル
第5章 小児を取りまく医療の変遷と課題
I 小児医療の変遷
II 小児看護の変遷
III 小児医療・小児看護の今後の課題
第6章 小児の成長・発達と発達段階に応じた日常生活援助
I 小児の成長・発達と生活行動の理解
II 成長・発達の原則と環境因子
III 発達課題と家庭環境アセスメント
IV 小児の生活を支える成長と機能の発達
V 小児の発達に伴う生活行動の変化と日常生活の支援
VI 小児各期の成長・発達と生活の特徴、主な健康問題
第7章 小児を守る法律と制度
I 母子保健対策
A 母子保健の目的と動向
B 母子保健対策
II 学校保健対策
A 学校保健の目的と法的基盤
B 学校保健活動
III 子どもの事故防止と安全教育
IV 予防接種
V 児童虐待(子ども虐待)の防止
VI 発達障害のある子どもの保健と特別支援教育