いま、小児科医に必要な実践臨床小児睡眠医学

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商品紹介

子どもの睡眠問題は普遍的であり,小児科医の日常診療で数多く認められる.不規則な夜型生活は生体リズムに異変を生じさせ,脳のバランスを崩し睡眠問題に発展する.この現代型の健康被害予防のため,新生児期からの生活リズムに目を向けることの重要性が高まっている.本書は子どもたちの生活リズム・生体リズム形成に中心的な役割を果たす睡眠・覚醒リズムに注目し,睡眠問題の本質に触れながら,臨床で実践できる知識を網羅した.

目次

  • いま、小児科医に必要な実践臨床小児睡眠医学

    ―目次―

    第I章 小児の睡眠異常の機序
     1 概日時計と時差ぼけ型不眠
     2 細胞から臓器,そして個体リズムへの統合メカニズム

    第II章 小児の成長段階と睡眠の問題
     1 胎児期の睡眠覚醒リズム形成
     2 光環境と新生児の睡眠覚醒リズム
     3 乳児期から幼児期の睡眠障害
     4 不登校と睡眠障害・小児慢性疲労症候群
     Column 慢性睡眠不足症候群(BIISS)

    第III章 小児睡眠障害と関連する諸問題
     1 睡眠障害と自閉症スペクトラム障害
     2 小児睡眠障害におけるバイオマーカーとしての生理学的指標
     Column AD/HD様症状を呈した小児の閉塞性睡眠時無呼吸症候群
         (OSAS)
     3 小児睡眠障害とICT(情報通信技術)依存
     4 小児睡眠障害と運動
     Column 小児のむずむず脚症候群(RLS)
     5 小児睡眠障害におけるエネルギー代謝異常と病態仮説
     Column 包括的治療アプローチが奏効した
          食欲低下,過眠症の女児例
     6 発達障害当事者の困りごととしての睡眠問題
     7 小児睡眠障害当事者研究への取り組
     Column 小児睡眠障害当事者団体「おひさまの家」とは

    第IV章 小児睡眠障害の治療の実際
     1 乳幼児期睡眠障害の治療 
     Column ナルコレプシーのきょうだい例
     2 自己式睡眠表の読み解き方

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