アフォーダンスと行為
商品紹介
衣類を身につける全身の動き、食事のときのての動き、視覚障害者の路上移動、打検士のカンなど、ささやかな「行為」を生態心理学的な思考で分かりやすく解説する。シリーズの入門書。
目次
- アフォーダンスと行為
―目次―
I章 運動の回復―リハビリテーションと行為の同時性
１ 行為の周囲にあること
２ 発達する運動構造
３ 靴下はきの亜フォーダンス
４ そして、発達へ
II章 行為の推移に存在する淀み―マイクロスリップ
１ 小さな行為の推移にあること
２ マイクロスリップの性質
３ マイクロスリップと行為の発達
４ 行動の分節とマイクロスリップ
５ 行為を調整する環境資源―アフォーダンス
III章 ナヴィゲーションと遮蔽
１ 壁の切れ目
２ 壁と壁の向こう側
３ 街の肌理
４ 遮蔽
５ 音の遮蔽
IV章 形なきかたち―「複合不変項」の知覚：
〈ひも〉の知覚を題材として
１ 形ないものの「かたち」の知覚
２ 「形」の知覚と不変項―剛体のダイナミック・タッチ
３ 「形なきかたち」の知覚と複合不変項
―ふたたび〈ひも〉の知覚を手がかりとして
V章 打検士の技―洗練された行為とアフォーダンス
１ 見えない中身を調べる
２ 打検とはどのような作業か
３ 缶詰という環境
４ 不良品を見つけるコツ
５ 不良品はどのように名付けられるのか
６ まとめ―ふたたび、打検システム
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