人生の途上で聴力を失うということ

出版社: 明石書店
著者:
発行日: 2016-01-05
分野: 医療技術  >  介護/福祉
ISBN: 9784750342856
書籍・雑誌
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2,860 円(税込)

商品紹介

30歳で聴力の低下を感じた著者。年齢とともに耳がどんどん悪くなり、日常生活に支障が出るようになった。50歳で補聴器をつけ、その後人工内耳も埋め込み、必死のリハビリを続けてきた。そのかたわら、難聴について取材しまとめたのが本書である。多数の専門家や難聴を抱える人々の話を織り交ぜて、中途失聴者の心の問題や治療法、日常生活での工夫をすべきなのかを提示する。

目次

  • 人生の途上で聴力を失うということ

    ―目次―

    1 音が消えていく
      Voice 鳥の居場所がわからない

    2 理由をさがさずにはいられない
      Voice 本当は親切な人にも、ぼくはちゃんと頼らなかった

    3 騒音なんて気にしてなかった
      Voice 人を寄せつけないために、難聴を利用する人もいます

    4 隠れた障害・隠せる障害
      Voice 失聴したって死にはしなかった。
          「生存者」になったんです

    5 隠せばよけいに悪くなる
      Voice 持ってるもので生きるしかない

    6 補聴器、この恥ずかしきもの
      Voice 曲は頭の中で聞こえています。
          だから作曲は続けています

    7 値段が高いのにはわけがある
      Voice あえて自分をさらけ出す方が楽になれます

    8 人工内耳
      Voice 障害が重い人の方がうまくいく。
          軽い人こそがっかりしがち

    9 リハビリ落ちこぼれ
      Voice 今の私は、自分はなんて恵まれてるんだろう、
          と思うのです

    10 聞こえるふりをして働く
      Voice どこのオーケストラにも難聴の団員は必ずいます

    11 耳鳴りと目まい
      Voice なんでも思いどおりに、というわがままとは
          手が切れました

    12 再生医療はいつできる
      Voice 話を聞かない分析家より、
          聞こえない分析家の方がよほどまし

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