大動脈解離　診断と治療のStandard

出版社： 中外医学社
著者：
発行日： 2016-01-25
分野： 臨床医学：内科  >  循環器一般
ISBN： 9784498039124
書籍・雑誌
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商品紹介

大動脈解離の診断と治療に携わる心臓血管外科，血管外科医師を対象に，現在，日本が世界をリードしている大動脈解離の診療における知見やノウハウなどをまとめた書．大動脈解離の病態や病因，病理と疫学などの基礎知識から，急性期治療における外科的治療，臓器虚血への対応，降圧治療やリハビリテーション，また慢性期におけるフォローアップまで，最新の知見と豊富な症例を元にした現在の日本スタンダードを解説する．

目次

  • 大動脈解離　診断と治療のStandard

    ―目次―

    §1　大動脈解離の成因
    1．大動脈解離の病因はどう考えられているか？
    2．遺伝性血管疾患と大動脈解離

    §2　大動脈解離の病理と疫学
    1．急性大動脈解離の病理
    2．急性大動脈解離と突然死
    3．東京都大動脈スーパーネットワークの構築

    §3　急性大動脈解離の診断
    1．症状と所見：多彩で変動することが特徴
    2．CT
    3．心エコー図
    4．経食道心エコー
    5．血栓閉塞型大動脈解離

    §4　急性大動脈解離の治療
    　1．急性A型大動脈解離に対する標準的外科治療　
    　2．急性A型大動脈解離に対する上行―弓部置換術の適応とコツ　
    　3．急性A型解離に対するオープンステント治療　
    　4．急性A型大動脈解離手術における送脱血部位と体外循環　
    　5．臓器虚血への対応　
    　6．急性大動脈解離の降圧治療とリハビリテーション　
    　7．B型大動脈解離に対するオープン手術　
    　8．B型解離に対するステントグラフト治療　

    §5　慢性期の大動脈解離
    　1．A型大動脈解離のフォローアップ　
    　2．B型大動脈解離のフォローアップ　
    　3．手術治療のタイミングと手術術式（胸腹部置換を中心に）　

    §6　今後の課題
    　1．医療安全と大動脈解離　
    　2．大動脈センターの設立と発展について
    　　　　〜大動脈チーム形成の有用性と今後の課題〜

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