くらしの中の心理臨床 2 パーソナリティ障害

出版社: 福村出版
著者:
発行日: 2016-02-05
分野: 臨床医学:内科  >  心身/臨床心理
ISBN: 9784571245527
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商品紹介

家庭・学校・職場・刑務所などで様々な問題行動として現れるパーソナリティ障害への対処を、22の事例で紹介。多様な視点からクライエントの生活を援助するヒントを示す。

目次

  • くらしの中の心理臨床 2 パーソナリティ障害

    ―目次―

    イントロダクション パーソナリティ障害概念の現在

    第I部 事例編
     第1章 地域・家庭
      事例1 暴力・反社会的行動
          ―他害傾向の強い患者の地域生活サポート
      事例2 自己破壊的行動(自殺未遂・自傷行為)
          ―当事者の視点から考える地域生活の支援
      事例3 自己破壊的行動(家族の視点から)
          ―自傷行為を繰り返す女子生徒の家族支援
      事例4 薬物依存・乱用・食行動異常
          ―症状の意味を捉え、多職種チームで支える
      事例5 対人関係トラブル・恋愛問題
          ―親に対する恨みから長期にわたって
           行動化を繰り返した女性
      事例6 ひきこもり・退却
          ―対人的に傷つきやすく、ひきこもっていた20代女性
      事例7 奇妙で風変わりな行動
          ―地域でトラブルを起こした患者に対する
           多機関の連携と継続的支援
     第2章 学 校
      事例8 自己破壊的行動
          ―学校内で発生した自傷行為への対応
      事例9 対人関係のトラブル
          ―自己愛の問題を背景にもつ児童・保護者への対応
      事例10 長期化したひきこもり
          ―チームによる支援
     第3章 職 場
      事例11 職場における対人関係トラブル
          ―職場における境界性パーソナリティ障害の
            マネージメント
      事例12 職場からの退却(出社拒否)
          ―今までとちがう自分の発見
     第4章 医 療
      事例13 救急医療における暴力・非行・他害・反社会的行動
          ―入院医療における治療構造、家族支援
      事例14 精神科入院における薬物依存・乱用・食行動異常
          ―物ではなく人に頼ることを支援する
      事例15 総合病院におけるリエゾンケース
          ―児童虐待への介入
      事例16 認知の歪みへの介入を地域スタッフと協力して
          進めたケース
          ―生活の中で猜疑的な姿勢を和らげる
      事例17 自閉症スペクトラム障害と境界性パーソナリティ障害
          ―学校・職場と連携をとりながら治療を続けたケース
     第5章 矯正施設などの施設
      事例18 自己破壊的行動
          ―その評価と対応
      事例19 薬物依存・乱用・食行動異常
          ―刑事施設の処遇の有効性と限界
      事例20 対人関係トラブルの解決への歩み
          ―過剰適応と援助希求の狭間での苦悩
      事例21 演技的行動とそれへの対応
          ―演じることで注目を惹く:演技性パーソナリティ障害
      事例22 奇抜な行動と自己愛の問題
          ―カウンセリングの行われた事例

    第II部 理論編
     1 パーソナリティ障害の対応と治療(概説)
     2 認知行動療法・スキーマ療法
     3 力動的精神療法の考え方を地域ケアに活かす
     4 弁証法的行動療法
     5 家族介入、家族援助
     6 物質使用障害とパーソナリティ障害
     7 精神科訪問看護と子育て世帯への支援
     8 アメリカにおけるパーソナリティ障害の心理臨床の状況
     9 オーストラリアにおけるパーソナリティ障害治療の状況
     10 パーソナリティ障害の薬物療法

    第III部 資料編
     1 パーソナリティ障害に関する統計資料
     2 パーソナリティ障害の診断基準
     3 相談・治療機関

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