現実に介入しつつ心に関わる 展開編

出版社: 金剛出版
著者:
発行日: 2016-02-10
分野: 臨床医学:内科  >  心身/臨床心理
ISBN: 9784772414760
書籍・雑誌
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4,840 円(税込)

商品紹介

本書は,〈壺イメージ法〉と称するユニークなイメージ療法を考案し,さらには不登校やいじめをはじめ青少年のさまざまな心の問題の相談活動や居場所づくりとネットワークを活用した心理的援助を行ってきた田嶌誠一の独創性溢れる臨床実践と田嶌から影響を受けた周囲の臨床家たちによる論考を集約したものである。

目次

  • 現実に介入しつつ心に関わる 展開編

    ―目次―

    第I部 田嶌心理臨床が拓くもの
     はじめに
     田嶌心理臨床との対話が拓くもの
     個人内要因,環境要因,システム要因の相互作用について

    第II部 内面探求型アプローチの展開
     私はこんなことをやってきた
     壺イメージ法の心理臨床への貢献
     イメージ療法の体験から得た臨床知
     アスリートへのイメージ療法の適用と留意点
     トラウマの心理療法としての壺イメージ法
     イメージ療法の可能性
     イメ−ジの体験様式に関する研究
     青年期における悩み方に関する研究
     こころの整理応急法としての「こころの壺」について
    「強迫的構え」をゆるめる―
    【資料】壺イメージ法の手引き

    第III部 ネットワーク活用型アプローチの展開
     私はこんなことをやってきた
     学校臨床現場のニーズを汲み取り,引き出し,
      応える心理臨床とは?
     現実への介入に重心をおいた事例を通して
     スクールカウンセリングにおける実践活動の展開
     スクールカウンセラーの活動形成
     学級風土から考える教師支援
     児童相談所臨床における安全と安心
    【付録】転移分析についての覚え書き

    第VI部 システム形成型アプローチの展開
     私はこんなことをやってきた2
     施設の暴力と人類学
     施設内暴力に対する愛知県児童相談所の取り組み
    「吉田ホームを応援する会」の活動
      ―ファミリーホーム版の安全委員会活動
    「児童自立支援ガイドライン」の策定
    「九州大学こころとそだちの相談室」の〈こころ〉と〈そだち〉
     公立中学校における夜間校内適応指導教室
     大学の研究室を活用した居場所活動 
     精神保健福祉士資格で広がる多面的援助アプローチのカタチ

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