改訂 精神分析的人格理論の基礎

出版社: 岩崎学術出版社
著者:
発行日: 2016-03-07
分野: 臨床医学:内科  >  精神医学
ISBN: 9784753311040
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3,080 円(税込)

商品紹介

刊行から8年,精神分析理論の「基本のキ」を実感的に理解できる本として定評のあるテキストの待望の改訂版。読者の意見も参考に,複雑で多岐にわたる精神分析理論の相互関係を,より結びつけてわかりやすく理解できるよう,多数の加筆修正を行い,図表を追加した。

目次

  • 改訂 精神分析的人格理論の基礎

    ―目次―

    はじめに
    第1章 歴史と定義
    1.催眠療法から自由連想へ
    2.現代までの発展

    第2章 構造論
    1.自我,エス,超自我
    2.意識,無意識,前意識(局所論)
    3.超自我とエスについて

    第3章 力動論的観点:自我の諸機能
    1.現実機能
    2.防衛機能
    3.適応機能
    4.対象関係
    5.自律機能
    6.統合機能

    自我機能のまとめ
    第4章 力動論的観点:自我の諸機制
    はじめに
    1.防衛・適応機制
    2.抑圧
    3.否認
    4.取り入れと同一化
    5.強迫防衛と強迫性格
    6.隔離
    7.知性化
    8.合理づけ
    9.反動形成
    10.やり直し
    11.置き換え
    12.投影
    13.投影性同一視
    14.退行
    15.昇華─健康な自我活動
    まとめ

    第5章 心の病理と退行(局所論的退行の理論)
    はじめに
    1.退行とは
    2.健康な退行
    3.心理療法と退行
    4.日常生活と退行
    5.投映法と退行
    6.バリントの退行論
    7.さまざまな命名

    第6章 フロイトと自我心理学の発達論
    1.発達論の意義
    2.フロイトの発達論

    第7章 対象関係の発達

    第8章 マーラーの分離−個体化の発達
    はじめに
    1.分離−個体化図式について
    2.正常な自閉期
    3.正常な共生期
    4.分離−個体化期
    5.分化期
    6.練習期
    7.再接近期
    8.再接近期と父親
    9.個体化と情緒的対象恒常性
    10.三層構造の形成

    第9章 スターンの発達論
    1.新生自己感
    2.中核自己感
    3.主観的自己感
    4.言語的自己感
    発達論のまとめ

    第10章 境界性人格構造(パーソナリティの病理)
    1.BPOとBPD
    2.BPOに共通する特徴
    3.原始的防衛機制
    4.境界性人格の発症年齢と社会適応
    5.非特異的な自我の弱さ
    6.再接近期の課題と分裂の構造
    まとめ

    全章のまとめ

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