子どもの学びと向き合う 医療スタッフのためのLD診療・支援入門

出版社: 診断と治療社
著者:
発行日: 2016-05-20
分野: 臨床医学:内科  >  小児科学一般
ISBN: 9784787822536
書籍・雑誌
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3,520 円(税込)

商品紹介

LD(学習障害)を症状,診断,検査の実際,支援プログラムの実際についてわかりやすく解説しました.医療関係者の方をはじめ,LDに関わるすべての方へおすすめです.学習困難の検査・評価・支援のプロセスがわかり,LDの症状やまぎらわしい鑑別疾患がわかります.ケース紹介で支援のポイントやタイミングがわかりやすく解説されています.

目次

  • 子どもの学びと向き合う 医療スタッフのためのLD診療・支援入門

    ―目次―

    第1章 LDとは
    A 診断基準と定義
    B 視覚関連機能,注意集中,協調運動が学習に及ぼす影響
    C ID,ADHD,ASDと学習
    D 言語障害と学習
    E 脳の発達と脳機能
      
    第2章 LDの具体的症状と診断・検査の実際
    A 読字・書字障害の特徴
    B 算数障害
    C 診察の実際
    D 協調運動の診察
    E 聴力に関する訴えと言語障害の診察
    F 視覚関連の機能に関する訴えの聞き取り方と症状の整理
    G 診断年齢別の対応のポイント
    H 本書における各検査のカテゴリーと位置づけ

    Q1 保護者から「言葉の発達が遅いことが心配だ」と
       相談を受けました.どのように対処すればよいでしょうか
    Q2 保護者から「子どもがLDではないか」と相談を受けました.
       どのように対処すればよいでしょうか 
    Q3 発達障害で受診している子どもの保護者から,学習面の相談を
       受けました.どのように対処すればよいでしょうか
    Q4 学習困難の評価に関する紹介先の選択のポイントについて
       教えてください
    Q5 子どもの学習困難をほかの家族(父,祖父母,きょうだい)が
       理解しないという相談への対応方法を教えてください
    Q6 保護者が子どもの学習困難を学校に相談する際の医療者の
       役割を教えてください.診断を伝えてその子どもが不利に
       なることはないでしょうか
    Q7 投薬の適応と効果的な使い方について教えてください

    第3章 LD児の支援プログラム
    A 大阪医科大学LDセンターでの取り組み
     ケース1 幼児期より,読みの弱さを疑われていたAくん
     ケース2 小学校入学後に,担任に読みの困難を指摘されたBくん
     ケース3 視覚認知に弱さがあり,漢字書字の習得が
          むずかしかったCくん 
     ケース4 意味理解に弱さがあり,正しい漢字が書けなかったDくん 
     ケース5 読み書きの弱さが主訴で言語の弱さがあったEくん
     ケース6 文章問題や長文読解が困難だったFくん
     ケース7 数概念の弱さから計算に困難があったGちゃん
     ケース8 文章問題理解に弱さのあったHくん
     ケース9 学習困難を主訴として受診した中学生Iさん
     ケース10 視写が苦手であったJちゃん
     ケース11 形を捉えることが苦手であったKちゃん
     ケース12 姿勢保持や机上操作が苦手であったLくん
     ケース13 ADHD(不注意優勢)による学習困難のあったMくん
     ケース14 ASDにより文章表現に困難のあったNくん 
    ●COLUMN 発達障害の特性を考慮した学習指導について

    第4章 家庭生活・学習環境づくりと学校生活における支援
    A 子どもとの接し方
    B 二次障害への対応
    C 教育機関との連携
    D 療育施設との連携
    E 作業療法士との連携
    F 生活活動の管理・長期休暇の過ごし方

    Q1 本人への告知について留意点を教えてください
    Q2 受験準備や就職,社会適応の相談に
       どう対処すればよいでしょうか
    ●COLUMN 専門機関と学校との連携の重要性

    資料
     ●相談機関・ウェブサイト

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