胸郭運動システムの再建法
商品紹介
本書では、筆者らによる臨床および研究から導かれたデータを裏付けに、そのメカニズムから治療応用までを豊富なカラーイラストで容易に解説した。すなわち、ここでは呼吸器官である胸郭を運動器官として捉え、破綻した呼吸や姿勢活動を再建する、新しい知見と臨床技術が獲得できる実践書である。
目次
- 胸郭運動システムの再建法
―目次―
胸郭運動システムとは
1.胸郭運動システム
胸郭運動の特徴
1.胸郭の機能分類
2.胸郭の3つの運動パターン
胸郭運動システムの概要
1.胸郭のアライメント 胸郭表面でみられる「うねり」形状
2.肋椎関節の可動性
3.骨盤運動と胸郭運動の関係
胸郭運動システムの再建に関わる中心的要素
1.体幹での姿勢制御による胸郭形状と腰方形筋との関係
2.下位胸郭の内方化
機能解剖学的視点からの胸郭と体幹筋の関係
1.インナーユニット(主に横隔膜)
2.広背筋と下後鋸筋
3.腰方形筋
4.腰部多裂筋
5.大胸筋と僧帽筋下行部線維
6.前鋸筋と外腹斜筋
7.腹部前面4筋
8.脊柱起立筋群(表在筋)
9.頸部筋群
10.肩関節周囲筋群
11.菱形筋と上後鋸筋
胸郭運動システムの再建を行うための糸口
1.肩と胸郭の関係
2.足部と胸郭の関係
パフォーマンスの向上
1.スポーツ
2.呼吸
胸郭運動システムを用いた臨床例
1.肩関節の機能障害を呈した症例
2.荷重関節の問題が体幹の不安定性を引き起こした症例
3.腰部脊柱管狭窄症の症例
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