構音訓練に役立つ 音声表記・音素表記 記号の使い方ハンドブック

出版社: 協同医書出版社
著者:
発行日: 2016-06-20
分野: 医療技術  >  リハビリ技術
ISBN: 9784763930514
書籍・雑誌
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2,420 円(税込)

商品紹介

臨床で「音」を記録する際に混乱しがちな「音声表記」と「音素表記」の違いを整理し,対象者が出した「音」を第三者に正確に伝えるための基本的な知識を身につけるために,26のQ&Aを提示し,まとめています.また,実際の訓練での記録の書き方の演習などを通して,訓練での立案(PLAN)−実施(DO)−評価(SEE)ついての考え方を学びます.さらに,具体的な発話エピソードを紹介し,その内容を分析することで,臨床推論(クリニカルリーズニング)の方法も提示しています.巻末では,臨床で使える教材や評価表の作り方を紹介しています.

目次

  • 構音訓練に役立つ 音声表記・音素表記 記号の使い方ハンドブック

    ―目次―

    第1章 Q&A
     Q1 音声記号について教えて下さい
     Q2 音声記号の精密表記について教えて下さい
     Q3 構音障害臨床で観察された音声を
        記号で正確に書き写すことはできますか?
     Q4 音声記号の簡略表記法(簡略音声表記)について
        教えて下さい
     Q5 「簡略音声記号」について教えて下さい
     Q6 日本語の母音「ア」を音声記号で[a]と書いていいですか?
     ほか

    ●第2章 こんなとき,どう書く? 現場で取り組む日々の記録
     レポートA:「こんなとき,どう書く?」
            〜構音訓練での音の書き方〜
     レポートB:「こんなとき,どう書く?」
            〜初回面接のケース報告を簡潔に書いてみよう〜
     レポートC:系統的構音訓練の各段階のまとめ方

    ●第3章 臨床に役立つ7つのエピソード
     エピソード1:ツグミちゃん 4歳児.聞き手×の指摘によって,
            本人○の音が実は×だったことに気づいた例
     エピソード2:鷲平くん 5歳児.聞き手×,
            本人○のズレについてつぶやいた例
     エピソード3:鳩子さん 小学4年生.聞き手○,本人×,および
            聞き手×,本人○という不一致を伝えた例
     エピソード4:トキくん 小学4年生.聞き手×,本人○だった
            音声について録音再生音声によって知覚した例
     エピソード5:千鶴さん 大学1年生.聞き手○の指摘に対し,
            本人×という戸惑いを示した例
     エピソード6:ツバサくん 小学5年生.聞き手○×,本人○×が
           一致する過程で,構音方法について自己表現した例
     エピソード7:ルリさん 小学1年生.聞き手○×を手がかりに
            鼻音:非鼻音を出し分けた例

    付録1 ミニマル・ペアを用意しよう
    付録2 非語を活用して課題をつくろう
    付録3 語末音節抽出課題の作り方
    付録4 自己産出音声に対する他者と自分の語音知覚の一致を
        確かめる課題の作り方

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