若手歯科医師のための高齢者歯科ハンドブック
商品紹介
超高齢社会のなかで，歯科医療においても今後ますます増加する多疾患，多障害の高齢者への対応が必要となっています． 本書は，さまざまな現場で高齢者歯科医療に携わってきた著者らが，基礎疾患，有床義歯，口腔ケア，摂食嚥下，訪問診療という5つの専門領域についてまとめ上げた高齢者歯科入門書です． できるだけシンプルに，見て読んでわかるよう図表を増やしています．見開きで本文と図表がみられる構成．高齢者歯科臨床の5つのテーマについて必要最低限知っておきたい知識と対処法を簡潔にまとめました．これから新たに高齢者歯科医療に取り組む若手歯科医師，レジデントのためのスタートブックとして，最適な一冊です．
目次
- 若手歯科医師のための高齢者歯科ハンドブック
―目次―
1章 疾患と注意点
1 高齢者の歯科診療にあたって
2 高血圧
3 虚血性心疾患（狭心症，心筋梗塞）
4 感染性心内膜炎
5 肺炎
6 ウイルス性肝炎
7 腎不全
8 糖尿病
9 がん
10 脳血管障害
11 神経筋疾患
12 認知症
13 注意すべき薬剤
2章 有床義歯
1 高齢者の有床義歯への補綴的介入
2 有床義歯の調整
3 有床義歯の修理
4 有床義歯の印象採得
5 有床義歯の咬合採得
6 有床義歯の装着と指導
7 特殊な義歯と口腔内装置
3章 口腔ケア
1 準備物品
2 開口手技
3 口腔アセスメント
4 口腔ケアの基本手技
5 疾患ごとの口腔ケア 脳血管障害
6 疾患ごとの口腔ケア 認知症
7 疾患ごとの口腔ケア 周術期
8 疾患ごとの口腔ケア がん化学療法
9 疾患ごとの口腔ケア 緩和ケア
4章 摂食嚥下リハビリテーション
1 診察
2 スクリーニングテスト
3 栄養状態の評価
4 摂食嚥下障害の検査法 嚥下造影（VF）
5 摂食嚥下障害の検査法 嚥下内視鏡検査（VE）
6 摂食嚥下障害の対応法 間接訓練
7 摂食嚥下障害の対応法 直接訓練
5章 訪問歯科診療の進め方，保険請求の特徴
1 訪問歯科診療の対象者と居住空間（在宅・施設の特徴）
2 診療の進め方と使用する器材
3 安全管理
4 診療報酬算定の特徴
5 要介護認定と居宅療養管理指導，介護保険のみなし指定
6 地域包括ケアシステムと歯科
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