脳卒中慢性期の地域リハビリテーション

出版社: メジカルビュー社
著者:
発行日: 2016-06-30
分野: 臨床医学:外科  >  リハビリ医学
ISBN: 9784758316989
書籍・雑誌
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商品紹介

脳卒中患者の地域リハビリテーションでは,回復期で獲得した心身機能の「維持」が目的となることが多い。しかし,機能の維持だけでよいのだろうか。患者はよりよい生活を求めていないだろうか。そのようななか,リハビリテーションの技術が進歩し,エビデンスが蓄積されてきている。本書では,機能を維持するだけでなく,生活の質(QOL)を向上するために心身機能をどのように評価し,アプローチしていくか,臨床研究で得られたデータを示し,具体的な方法を解説している。地域リハビリテーションの現場で少ない人数で対応している医療者の方々のための実践書である。

目次

  • 脳卒中慢性期の地域リハビリテーション

    ―目次―

    第1章 地域リハビリテーションを取り巻く社会的背景の変化
     1 急速に進行する高齢化と高齢者の介護問題
     2 高齢者の地域リハビリテーション
       ―訪問リハビリテーションの実態と課題―
     3 今後の地域リハビリテーションのあり方
       ―QOLの向上に向けて―

    第2章 脳卒中患者の問題点と地域リハビリテーションの
         エビデンスと実践
     1 脳卒中患者の転倒・骨折
     2 身体活動量の低下
     3 移動能力の低下
     4 慢性疼痛
     5 高次脳機能障害
     6 うつ・アパシー
     7 麻痺側上肢の機能障害
     8 排泄障害
     9 摂食嚥下障害
     10 コミュニケーション障害
     11 介護者の介護負担感
     12 職業的・社会的役割の喪失
     13 重症患者―人工呼吸管理における呼吸ケア
     14 脳卒中の再発
     
    第3章 今後着目すべき脳卒中患者の問題点
     1 疲労感
     2 脳卒中患者の低栄養
     3 睡眠障害
     4 終末期医療・ケアと看取り
     
    第4章 まとめ
     1 臨床推論
     2 多職種連携と地域連携の必要性
     3 総括

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