ステップアップ新生児循環管理

出版社: メディカ出版
著者:
発行日: 2016-08-01
分野: 看護学  >  小児看護
ISBN: 9784840458078
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4,620 円(税込)

商品紹介

生理的状態から逸脱した新生児の治療・ケアには循環の理解が不可欠。循環生理の基礎から新生児ならではの血行動態、必須検査、特殊な管理が要求される先天性心疾患まで、新生児循環管理のすべてが分かるこの一冊で、見逃してはならない所見や観察のポイントを完全マスター。

目次

  • ステップアップ新生児循環管理

    ―目次―

    【第1章 新生児の循環生理を理解しよう!】
    〔1〕子宮内生活から子宮外生活で循環はどう変わる?
    〔2〕肺血管抵抗と体血管抵抗って何?
    〔3〕左右短絡、右左短絡ってどういうこと?
    〔4〕新生児蘇生法では右手にSpO2モニタを付けるのはなぜ?
    〔5〕新生児・早産児の心臓は小児や成人とどう違う?
    〔6〕前負荷・後負荷って何? 新生児ではどんな特徴がある?
    〔7〕新生児の心機能はどんな要素で評価する?
    〔8〕何mmHg以下からが低血圧? 在胎週数とどう関係する?
    〔9〕出生後も肺高血圧が続くとどうなる?
    〔10〕動脈管が自然閉鎖しないとどうなる?
    〔11〕心雑音はどんなときに出る? どう評価する?

    【第2章 検査・モニタリング方法を理解しよう!】
    〔1〕SpO2モニタリングから何が分かる?
    〔2〕血液ガス分析から何が分かる?
    〔3〕観血的・非観血的血圧から何が分かる?
    〔4〕尿量から何が分かる?
    〔5〕Capillary refilling time から何が分かる?
    〔6〕BNPなどのバイオマーカーから何が分かる?
    〔7〕胸部X線から何が分かる?
    〔8〕心電図モニタはどんなふうに見ればよい?
    〔9〕心電図モニタから分かる異常な波形にはどんなものがある?
    〔10〕新生児心エコー検査から何が分かる?
        (1)PDA評価の実際
    〔11〕新生児心エコー検査から何が分かる?
        (2)心機能評価の実際
    〔12〕新生児心エコー検査から何が分かる?
        (3)肺高血圧評価の実際
    〔13〕新生児心エコー検査から何が分かる?
        (4)心拍出量評価の実際
    〔14〕心室圧容積関係で何が分かる?
    〔15〕Stress-Velocity 関係で何が分かる?

    【第3章 先天性心疾患を理解しよう!】
    〔1〕先天性心疾患を疑うのはどんなとき?
    〔2〕先天性心疾患にはどんなものがある?
    〔3〕先天性心疾患は心エコーでどう区分したら理解しやすい?
    〔4〕シャントのあり、なし、右左、左右で先天性心疾患の
       管理は変わる?
    〔5〕チアノーゼ性、非チアノーゼ性で先天性心疾患の
       管理は変わる?
    〔6〕胎便吸引症候群や呼吸窮迫症候群との鑑別が問題となる
       先天性心疾患は?
    〔7〕酸素を投与してはいけない心疾患があるのはなぜ?
    〔8〕動脈管が閉鎖・狭小化することが、なぜショックに結び付く?
    〔9〕大血管転位でプロスタグランジンを使うのはなぜ?
    〔10〕プロスタグランジンの副作用は?
    〔11〕欠損孔の部位と大きさで心室中隔欠損の管理は変わる?
    〔12〕ダウン症候群や18トリソミーに合併することが多い
        心疾患は何?
    〔13〕無脾症、多脾症って何?
    〔14〕先天性心疾患の搬送のタイミングと注意点は?
    〔15〕胎児期に心疾患が見つかったら?

    【第4章 先天性心疾患の手術を理解しよう!】
    〔1〕新生児期に姑息術が必要となる疾患とその術式は?
    〔2〕新生児期に根治術が必要となる疾患とその術式は?
    〔3〕新生児期の術後管理で注意すべきことは?

    【第5章 不整脈を理解しよう!】
    〔1〕不整脈はどうして起こる? メカニズムとその意味は?
    〔2〕胎児不整脈をどう見る?
       治療しなくてはならない胎児不整脈は?
    〔3〕新生児不整脈をどう見る?
       治療しなくてはならない新生児不整脈は?

    【第6章 循環不全はこう管理する!】
    〔1〕心収縮力の低下にどう対応する?
    〔2〕循環血液量の不足にどう対応する?
    〔3〕末梢血管の虚脱や透過性亢進にどう対応する?
    〔4〕肺血管抵抗を下げるにはどうすればよい?
    〔5〕肺血管拡張薬の使用で注意することは?
    〔6〕体血圧を下げずに肺血管拡張をもたらすには?
    〔7〕カテコラミンの使用で注意すべきことは?
    〔8〕副腎皮質ステロイドの使用で注意すべきことは?
    〔9〕容量負荷で注意すべきことは?
    〔10〕肺血流増加型先天性心疾患はどう管理する?
        〜呼吸管理を中心に〜
    〔11〕低酸素吸入療法って何? どんなときに使う?
    〔12〕一酸化窒素を先天性心疾患に使うのはどんなとき?
    〔13〕インドメタシンは動脈管にどう作用する? 副作用は?
    〔14〕PDAの内科的治療にはどんなものがある?
        動脈管が開かないための予防的管理は?
    〔15〕PDAの外科的結紮術のメリット・デメリットは?

    【第7章 特殊な循環不全】
    〔1〕新生児蘇生法での薬物投与はどうする?
    〔2〕新生児仮死で脳を守る循環管理とは?
    〔3〕双胎間輸血症候群って何? どんな注意が必要?
    〔4〕晩期循環不全はなぜ起こる?

    <付 表>
    ・循環管理でよく出会う薬剤一覧
    ・循環管理でよく出会う略語一覧

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