うつ病のTMS療法

出版社: 金原出版
著者:
発行日: 2016-07-10
分野: 臨床医学:内科  >  精神医学
ISBN: 9784307150729
書籍・雑誌
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商品紹介

わが国では薬物療法抵抗性うつ病患者は推計30万人いるとされおり、rTMS(反復経頭蓋磁気刺激)により非侵襲的に大脳皮質を刺激することで症状が寛解する可能性が高く、かつ副作用は極めて少ない。また抗うつ薬の副作用により十分量を投与できない患者に対しても有用であると期待されている。rTMSの施行には、相応の知識と技術の習得が不可欠で、実践法を一般臨床医に向けて解説し、臨床現場で使えるプラクティカルな情報をまとめたガイド。

目次

  • うつ病のTMS療法

    ―目次―

    第1章 TMSの位置づけ
     1. 脳刺激法としてのTMS
      A 侵襲的脳刺激
      B 非侵襲的脳刺激
      C けいれん療法
     2. 抗うつ療法としてのTMS

    第2章 TMSの歴史と現況
     1. TMSの原理
     2. TMSの歴史
     3. TMSの現況

    第3章 rTMSとうつ病治療
     1.rTMSの抗うつ機序
      A 脳血流・脳代謝とうつ病
      B うつ病と神経画像
      C rTMSと機能的結合
     2.rTMSの刺激条件
     3.rTMSの有効性
      A 抗うつ効果の評価
      B 薬物療法との比較
      C 抗うつ効果の現状

    第4章 rTMSの実際
     1.適応と禁忌
      A rTMSに治療反応性を示す患者の臨床的特徴
      B 磁気刺激法の安全性

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