1) 星孝 : 慢性的臥床例の呼吸機能と理学療法. 理学療法の歩み 26 : 20-28, 2015
リアルフィジカルアセスメント
商品紹介
本書ではセラピストが関わる様々なリハビリシーンのフィジカルアセスメントの実践を紹介．第1部では，17の症例を取り上げ，各事例の評価やその後の対処・対応において，何を観察し，推察し，どの診療技術を用いて，どのように解釈し，判断したのかといった臨床推論の過程をベテランセラピストが紐解く．第2部ではフィジカルアセスメントに必要な基本的な観察項目や解釈例を解説．リハ臨床に従事する全てのセラピストにとって必読の一冊．
目次
- リアルフィジカルアセスメント
―目次―
第I部 ケーススタディ編
場面 病院（回復期）
1 在宅酸素療法加療者が肺炎罹患し，
在宅にリカバリーした症例
2 呼吸リハビリテーション目的で入院した重度の
慢性閉塞性肺疾患の症例
3 低心機能と頻脈性不整脈があるが，
病棟トイレ歩行を許可した症例
4 脳卒中片麻痺患者が慢性硬膜下血腫を発症し，
リハビリテーションが中断した症例
場面 病院（外来リハ）
5 左足の引きずり歩行から左大腿腸管動脈の
狭窄に気づいた症例
6 高校生生活最後の大会出場を目指した腰椎分離症の症例
7 治療経過とともに歩容の悪化を呈した
両側変形性膝関節症の症例
場面 病院（急性期）
8 亜急性心筋梗塞に伴う心不全の増悪をきたした高齢症例
9 交通外傷による肺挫傷の悪化を回避できた
陳旧性脳梗塞の症例
10 高齢2型糖尿病患者がシックデイで入院し，
理学療法場面で低血糖を認めた症例
11 急性腎障害を伴う急性心不全により腎代替療法を要した症例
12 肺炎に対する積極的な排痰ケアが奏功した
多系統萎縮症の症例
場面 老人保健施設（入所リハ）
13 MRI所見で麻痺を判断されなかったが，
症状から不全片麻痺と判断した症例
場面 通所介護施設
14 デイサービスにおいて失神への対応を要した症例
場面 在宅（訪問リハ）
15 癌罹患の在宅療養において，便秘への対応を行った症例
16 風邪症状の高齢者が短期集中訪問リハにより
活動参加が可能となった症例
17 嚥下の残存機能を最大限に活用できた
仮性球麻痺型ALSの症例
第II部 基本技術・知識編
1 セラピストが行うフィジカルアセスメント
2 バイタルサイン
3 顔（目と口）
4 嚥 下
5 頸 部
6 胸部（呼吸視点）
7 胸部（循環視点）
8 腹 部
9 四 肢
10 ランドマーク（指標）
この書籍の参考文献
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本参考文献は電子書籍掲載内容を元にしております。
第I部 ケーススタディ編
P.8 掲載の参考文献
P.16 掲載の参考文献
1) 宮城征四郎 : 呼吸器病レジデントマニュアル, 第3版, 医学書院, 東京, p10-11, 2000
P.30 掲載の参考文献
1) 高橋直美 : フィジカルアセスメントのワザを極める. ナース専科 33 : 36-45, 2013
2) 阿部勉ほか : フィジカルアセスメント リスク管理マニュアル, Gene, 愛知, p13-23, 2014
3) 森本雅徳 : 病気が見える, Vol 7 脳・神経, 第1版, メディックメディア, 東京, p454-455, 2011
4) 宮越浩一 : リハビリテーションリスク管理ハンドブック, 改訂第2版, メジカルビュー社, 東京, p145-151, 2012
5) 平林弦大 : 脳卒中の障害・病態とその理学療法アプローチ, 文光堂, 東京, p12-16, 2008
P.45 掲載の参考文献
1) Sairyo K et al : Spondylolysis fracture angle in children and adolescents on CT indicates the facture producing force vector : a biomechanical rationale. Internet J Spine Surg 1 : 2005
2) 西良浩一 : 腰椎分離症の研究を語る-発生メカニズムの解明, 診断, 治療方針, 低侵襲治療について-. Sportsmedicine 21 : 5-27, 2009
3) 西良浩一ほか : 脊椎の疲労骨折-腰椎分離症-. 臨スポーツ医 27 : 411-421, 2010
4) 蒲田和芳 : コアセラピー. 腰痛のリハビリテーションとリコンディショニング, 片寄正樹 (編), 文光堂, 東京, p124-142, 2011
P.53 掲載の参考文献
1) 古賀良生 : 変形性膝関節症-病態と保存療法, 南江堂, 東京, p78, 2008
2) Gotz-Neumann K : 観察による歩行分析, 医学書院, 東京, p10-15, 2005
P.60 掲載の参考文献
1) Nohria A et al : Clinical assessment identifies hemodynamic profiles that predict outcomes in patients admitted with heart failure. J Am Coll Cardiol 41 : 1797-1804, 2003
P.67 掲載の参考文献
1) 日本脳卒中学会 (編) : 脳卒中治療ガイドライン 2015, 協和企画, 東京, p96-98, 2015
2) Simon B et al : Management of pulmonary contusion and flail chest : an Eastern Association for the Surgery of Trauma practice management guideline. J Trauma Acute Care Surg 73 : S351-361, 2012
3) 服部歩ほか : 多発外傷. 呼吸理学療法標準手技, 千住秀明ほか (編), 医学書院, 東京, p182-183, 2008
P.75 掲載の参考文献
1) 日本糖尿病学会 (編) : 糖尿病治療ガイド 2014-2015, 文光堂, 東京, p69-71, 2014
2) 日本糖尿病学会 (編) : 科学的根拠に基づく糖尿病診療ガイドライン 2013, 南江堂, 東京, p269-271, 282-283, 2013
3) 平木幸治 : 糖尿病. 理学療法リスク管理マニュアル, 第3版, 聖マリアンナ医科大学病院リハビリテーション部理学療法科 (編), 三輪書店, 東京, p140-179, 2011
P.82 掲載の参考文献
1) Definition and classification of CKD. Kidney Int Suppl 3 : 19-62, 2013
2) Kidney Disease : Improving Global Outcomes (KDIGO) practice guidline for acute kidney injury. Kidney Int Suppl 2 : 1-138, 2012
3) Nohria A et al : Clinical assessment identifies hemodynamic profiles that predict outcomes in patients admitted with heart failure. J Am Coll Cardiol 41 : 1797-1804, 2003
4) Sommers J et al : Physiotherapy in the intensive care unit : an evidence-based, expert driven, practical statement and rehabilitation recommendation. Clin Rehab 29 : 1-13, 2014
5) Kleyweg RP et al : Interobserver agreement in the assessment of muscle strength and functional abilities in Guillain-Barre syndrome. Muscle Nerve 14 : 1103-1109, 1991
P.90 掲載の参考文献
1) Bach JR : The prevention of ventilator failure due to inadequate pump function. Respir Care 42 : 403-413, 1997
2) 山科吉弘ほか : 姿勢が咳の最大流速 (Cough Peak Flow) と呼気筋活動に与える影響. 藍野学院紀要 25 : 1-6, 2011
P.96 掲載の参考文献
1) 酒寄修ほか : 脳室周囲高信号域 (PVH) の存在と虚血および痴呆との関係について-多発性脳梗塞例における脳循環代謝面からの検討-. 脳卒中 15 : 176-188, 1993
P.103 掲載の参考文献
1) 篠澤洋太郎 : ショック. 標準救急医学, 日本救急医学会 (監), 医学書院, 東京, p194-212, 2009
2) 片貝智恵 : 出血性ショックと心原性ショックの輸液・薬剤投与の違いとは?. 重症集中ケア 13 : 19-25, 2015
P.110 掲載の参考文献
1) 馬越雅理 : 便秘. プロフェッショナルがんナーシング 4 : 61-67, 2014
P.121 掲載の参考文献
1) 中田隆文 : 慢性閉塞性肺疾患利用者におけるフィジカルアセスメントとリスク管理. 訪問リハビリテーション 2 : 349-355, 2013
2) 中田隆文 : 排痰をはじめとする「在宅呼吸リハ」の可能性 難治化する高齢者肺炎への対策をめざして. 訪問看護と介護 19 : 368-372, 2014
第II部 基本技術・知識編
P.140 掲載の参考文献
1) TASC II Working Group/日本脈管学会 (訳) : 間欠性跛行. 下肢閉塞性動脈硬化症の診断・治療指針 II (TASC II), p37-49, 2009
2) 遠藤智之 : 不整脈診療に必要なガイドライン的エッセンス. 救急医学 39 : 17-28, 2015
3) 菊谷昌浩ほか : 医学からみた血圧の意味-血圧変動をどう読むか-. クリニカルエンジニアリング 11 : 976-982, 2000
4) 田中信大ほか : 心血管のエイジングを診る 血管機能. Heart View 17 : 346-353, 2013
5) 濱元淳子 : フィジカルイグザミネーションによる循環動態のアセスメントは?. 重症集中ケア 13 : 64-69, 2015
P.145 掲載の参考文献
1) 土屋和子ほか : 唾液分泌の仕組みと役割. デンタルハイジーン 28 : 658-664, 2008
P.149 掲載の参考文献
1) 伊藤隆夫ほか (編) : 図解 訪問理学療法技術ガイド, 文光堂, 東京, 2014
P.152 掲載の参考文献
1) 福田信夫 : フィジカルイグザミネーションと心エコー図による心機能診断. 心エコー 14 : 376-386, 2013
P.161 掲載の参考文献
1) 中田紘一郎 : 咳嗽を主訴とする患者へのアプローチ. 黒川清ほか, 内科学, 第2版, 文光堂, 東京, p346-349, 2003
2) Tully AS et al : Evaluation of nail abnormalities. Am Fam Physician 85 : 779-787, 2012
P.167 掲載の参考文献
1) McGee S : Evidence-Based Physical Diagnosis, 2nd ed, Saunders, St Louis, p397-410, 2007
2) 武内重五郎 (著), 谷口興一 (改訂) : 心臓血管系の診察. 内科診断学, 改訂17版, 南江堂, 東京, p225-266, 2011
3) 永井良三 : 循環器系の疾患. 内科学, 第9版, 朝倉書店, 東京, p372-374, 2008
4) 病気がみえる循環器, メディックメディア, 東京, p18-26, 2010
5) 福田信夫 : フィジカルイグザミネーションと心エコー図による心機能診断. 心エコー 14 : 376-386, 2013
6) 吉川純一 : 心音図. 循環機能検査法, 山村雄一ほか (監), p101-117, 中山書店, 東京, 1990
P.175 掲載の参考文献
1) 佐々木翼ほか : 急性腹症の解剖. 生理救急医学 39 : 278-281, 2015
P.182 掲載の参考文献
1) Sahrmann SA : 運動機能障害症候群のマネジメント-理学療法評価・MSIアプローチ・ADL指導, 医歯薬出版, 東京, p128-131, 2015
2) 片貝智恵 : 出血性ショックと心原性ショックの輸液・薬剤投与の違いとは? 重症集中ケア 13 : 19-25, 2015
3) 道又元裕 : ショック症候群の病態. ナーシング・トゥディ 23 : 8-14, 2008
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