安心の脳動脈瘤治療

出版社: 桜の花出版(発売:星雲社)
著者:
発行日: 2016-08-30
分野: 医学一般  >  医学一般
ISBN: 9784434223198
書籍・雑誌
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商品紹介

心臓などで使われる、細い管状の器具を足などの血管から挿入して行なう「カテーテル手術」が、脳血管外科の分野でも使われるようになった。本書で紹介する最新ステント「フローダイバーター」は、海外での好成績を受け、2015年10月から、いよいよ国内の施設で使用が始まった。未破裂動脈瘤を開頭しないで治療する選択肢が加わった。

目次

  • 安心の脳動脈瘤治療

    ―目次―

    ◆第1章 命にかかわる脳の病気
    脳卒中とは
    こんな時は脳卒中を疑う
    脳卒中の症状は体の片側に
    前触れや警告発作
    すぐに救急車を呼ぶ
    意識がある時、ない時の対処法
    病院ではどんな検査や治療をするのか
    脳梗塞は早期治療が最重要
    脳卒中にならないための予防法
    脳卒中予防の意義
    脳ドックで脳の健康チェック

    ◆第2章 吉村紳一医師へのインタビュー
    ◇開頭しない脳動脈瘤治療の最前線
    脳動脈瘤の最新治療、最新ステント「フローダイバーター」
    開頭する「クリッピング術」
    開頭しないカテーテル治療「コイル塞栓術」
    カテーテル治療の新たな選択肢「フローダイバーター留置術」
    まだ改良の必要あり
    新型ステント・フローダイバーターは破裂動脈瘤には使えない!?
    開頭手術とカテーテル治療を比較する大規模臨床データ
    開頭手術よりカテーテル治療に軍配
    脳梗塞におけるカテーテル治療

    ◇患者が知っておくべきこと
    治療の利点や欠点の両方を知る
    自分の専門領域以外の判断については専門家に任せるべき
    脳動脈瘤の破裂リスクと手術するリスクを検討
    未破裂動脈瘤のリスクをどう考えるか
    高齢の患者さんは5年単位で要検討
    手術しない患者さんでも家族の人に説明を同席してもらう
    死への恐怖が予防医療に向かわせる
    運ばれた病院で受ける手術が違ってくる
    くも膜下出血について
    きめ細かい術前チェックが必要
    異物を脳内に入れる危険性について
    脳腫瘍と脳血管の治療では医師が分かれる

    ◇海外との比較と今後の展望
    海外と日本の専門領域の違い
    欧州には開頭手術ができる医師がいないエリアもある
    他の国に比べて日本は医療面で恵まれている
    アメリカでの脳梗塞の救急体制
    脳外科もセンター化が必要
    日本の医療レベルは質が高い
    欧州は実験的治療(治験)の導入が早い
    放射線治療との連携
    医師が受けたいのは放射線が7割で、手術が2割という現実
    どうして医者になったのか
    カテーテル治療との出会い

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