新訂増補 母子臨床と世代間伝達

出版社: 金剛出版
著者:
発行日: 2016-08-20
分野: 臨床医学:内科  >  心身/臨床心理
ISBN: 9784772415118
書籍・雑誌
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3,740 円(税込)

商品紹介

「子育てでは,親自身が知らぬ間におし殺してきた記憶が子どもに伝わる」子どもたちの心の相談の場では,親の苦悩が子から孫へと伝達するケースにしばしばで会うことがある。そして,母性とは,生命あるものを,ありのままの存在として慈しみ,育む姿勢をいう。本書は,「世代間伝達」という母子臨床における重要概念を確立した名著の増補決定版である。母子関係の臨床にかかわる,臨床心理士,精神科医,小児科医,看護師,精神保健福祉士等すべての対人援助職に。

目次

  • 新訂増補 母子臨床と世代間伝達

    ―目次―

    はじめに―古今東西の世代間伝達―

    ■序  編
    社会の変容と子どもの心
    心の芽生えと親子関係
    世代間伝達の精神病理
    少子化時代の精神療法

    ■第I部 乳幼児精神医学
    愛着と周産期
    関係性の障害と乳幼児
    乳幼児心性とライフサイクル
    乳幼児の精神障害の診断と分類
    乳幼児期の神経症的障害
    食と心の原点としての授乳体験
    乳幼児期のfeedingと摂食障害

    ■第II部 母子臨床の実践
    照らしあう母子の関係
    世代間伝達の治療構造論─親−乳幼児治療
    親−乳幼児治療の実際:理論と技法
    摂食障害と世代間伝達
    子どもの心身症
    児童虐待と世代間伝達―連鎖を断ち切るために
    臨床心理・精神医学的観点からの児童虐待への対応について
    子どもを亡くした家族への援助
    発達することの不安と喜び(1)─心の誕生への旅
    発達することの不安と喜び(2)―固着と退行
    発達することの不安と喜び(3)―心の発達への援助
    母と子を守る
    いのちのまなびや―小児病棟
    私の子育て論

    あとがきに代えて―無名の親たちから教えられるもの

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