チームで成功させる脳梗塞血管内治療

出版社: 診断と治療社
著者:
発行日: 2016-09-05
分野: 臨床医学:内科  >  脳神経科学/神経内科学
ISBN: 9784787822413
書籍・雑誌
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3,850 円(税込)

商品紹介

急性期の脳卒中診療には,救急隊からリハビリスタッフまでのシームレスな医療体制をいかに構築するかにかかっている.本書は,脳梗塞血管内治療を実践しているエキスパートが,これから脳血管内治療に取り組もうとしている内科医,診療に関わる医療スタッフのために,診療の流れ,スタッフの役割,導入のためのコツとノウハウをわかりやすくかつあますことなく紹介した,脳血管内治療に携わる医療職のための入門書.

目次

  • チームで成功させる脳梗塞血管内治療

    ―目次―

    I 脳血管内治療の最近の動向
     A 血管内再開通療法の歴史
     B 血管内治療の有効性
     C 血管内治療の合併症
     D 時間短縮の意義
     E 時間短縮への取り組みの成果

    II 各職種のかかわり
      A 救急隊による病院前救急活動
      B 救急外来での時間短縮の取り組み
      C 救急医・当直医による救急外来での診療
      D 看護師の救急対応
      E 緊急撮像のポイント

    III さまざまな救急体制の紹介
      A 総合ER型
      B Drip-ship法
      C モバイルチーム型
      D ドクターヘリを活用した広域医療圏での取り組み
      E 遠隔医療の活用

    IV 治療適応の判断
      A 初期診断のポイント
      B 治療適応判断のポイント
      C 時間をどうとらえるか
      D 画像診断をどこまで行うか
      E 高齢者や重症例に対する適応をどうするか

    V 治療の実際
      A rt-PA投与の実際
      B 血管内治療の実際
      C 合併症の実際

    VI 治療後の管理
      A 病型診断のための検査
      B 心房細動の発見
      C 血行再建治療後の抗血栓薬の選択
      D リハビリテーション(早期リハ)
      E 心房細動に対するカテーテルアブレーション

    VII 実際の症例提示
      A 救急隊の判断により早期治療に至った症例
      B トリアージナースの判断により早期治療に至った症例
      C 梗塞巣が大きかったが転帰良好であった症例
      D 高齢だが転帰良好であった症例
      E 重症であったが転帰良好であった症例
      F 入院中の院内発症例
      G 合併症症例

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