そうだったんだ! 脂質異常症

出版社: 文光堂
著者:
発行日: 2016-09-04
分野: 臨床医学:内科  >  循環器一般
ISBN: 9784830619328
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商品紹介

ともすれば断片的な知識あるいは紋切り型の理解しかなされていない脂質代謝をもう一度見直すことから始め,脂質異常症とはどのような病気なのか,何が悪いのか,どのような対策をとったらよいのかを改めてきちんと理解することを目的とすると同時に,最新の薬剤やこれから期待される薬物の解説も盛り込むことにより,今までの治療を見直し,そしてこれからの治療へと繋げる内容.

目次

  • そうだったんだ! 脂質異常症

    ―目次―

    I 正常な脂質代謝を理解しよう
     1 脂質とはどのようなものか
     2 コレステロールの生体内での役割を理解しよう
     3 コレステロールの代謝を理解しよう
     4 リポ蛋白とその生体内動態を理解しよう
     5 HDLの代謝と作用機序を理解しよう
     6 PPARと脂質代謝を理解しよう
     7 必須不飽和脂肪酸とは何?なぜ必須?

    II 脂質異常症の病態に迫る
     1 インスリン抵抗性を基盤とした脂質異常症はなぜ起きる?
     2 インスリン抵抗性と食後(非空腹時)高脂血症の深い関係
     3 脂質異常症で動脈硬化がなぜ進行し,心血管事故が増える?
     4 内臓脂肪は脂質異常症に関与する?
     5 腎不全で脂質異常症はなぜ起きる?
     6 家族性高コレステロール血症に迫る
     7 心臓におけるlipotoxicityとその病態
     8 脂肪肝の病態を再考しよう
     9 ω3とω6のPUFAのバランス異常でなぜ動脈硬化が進行する?

    III 脂質異常症を診断し,重症度を評価する
     1 脂質検査の採血は空腹時? それとも非空腹時?
        ─ 何を測り,どう解釈する?─
     2 ω3とω6のPUFAはどのような時に計測し,どう解釈する?
     3 高感度C反応性蛋白を計測し,リスク層別化に使おう
     4 MDCTをどう活用する?
     5 血管機能評価(FMD,PWV,CAVI)をどう解釈する?

    IV 心血管事故の抑制を目指した脂質異常症治療
     1 脂質異常症の治療の目標とは?
     2 患者が実行できる食事指導
     3 運動指導はどう指導し,何を目標とするか
     4 危険因子をしっかりと管理しよう
     5 スタチン
     6 フィブラート
     7 エゼチミブ
     8 高齢者の脂質異常症をどうする?
     9 ω3PUFAをどのような症例にどう使う?
     10 糖尿病治療薬の脂質異常症への影響
     11 その他の脂質異常症治療薬
        ─プロブコール,ニコチン酸,陰イオン交換樹脂─
     12 脂質異常症患者の抗血小板療法

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