タペンタドールが変えるがん疼痛治療

出版社: 医学と看護社
著者:
発行日: 2016-10-05
分野: 臨床医学:一般  >  癌/腫瘍一般
ISBN: 9784906829682
電子書籍版: 2016-10-05 (第1版第2刷)
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商品紹介

がん患者の痛みについての豊富な知識と、画期的な新鎮痛薬を使いこなすコツを伝授!本書は、基礎編で、がん患者の痛みに関する総論とタペンタドールの特徴を解説します。がん患者の痛みについての他書では得られない知識と、この製剤のユニークさが学べます。

目次

  • タペンタドールが変えるがん疼痛治療

    ―目次―

    〔基礎編〕
    第1章 がん患者の痛み
     1. 痛みとは何なのか
     2. 痛みを作り出すメカニズム
        〜侵害刺激の上行路と下行性痛覚抑制系〜
     3. 侵害受容性疼痛と神経障害性疼痛
     4. 生体アラームとしての痛みと病的な痛み
        〜急性痛と慢性疼痛〜
     5. ヒトは基本的に「痛がり屋さん」
        〜知覚神経系の可塑性と痛覚過敏〜
     6. がん患者が抱える痛みの原因
     7. WHO がん疼痛治療法
    第2章 タペンタドールの特徴
     1. 薬物動態
     2. 作用機序
     3. 動物実験における鎮痛効果のエビデンス

    〔臨床編〕
    第1章 タペンタドールの臨床研究
     1. 無作為化比較試験
     2. その他の臨床試験
     3. 他のオピオイドとの比較
    第2章 症例
     1. オピオイド未使用のケース
     2. トラマドールから変更したケース
     3. オキシコドンから変更したケース
     4. 神経障害性疼痛に有用であったケース
     5. 腎障害のケース
     6. がん治療による神経障害性疼痛とがんに起因する痛みが
        混在していたケース
     7. 癌性腹膜炎のケース

    第3章 タペンタドールを使いこなすコツ
     1. 剤形にかかわる配慮
     2. Bioavailability や薬物相互作用にかかわる考察
     3. オピオイドの代表的な副作用である便秘や嘔気・嘔吐を
        回避したい患者に積極的に用いる
     4. 痛みのメカニズムによるオピオイドの使い分け
     5. 他のμオピオイドからのスイッチに際して
     6. 突出痛対策
     7. 最大量を投与しても十分な鎮痛が得られないとき

    第4章 Q&A
     Q1 従来のオピオイドと比べて違う点は何ですか?
     Q2 製剤は持続性を保つためにどのように
       工夫されているのでしょうか?
     Q3 どのような患者さんが適応となるのでしょうか?
     Q4 タペンタドールを開始するにあたり注意しなければ
       ならないことは何でしょうか?
     Q5 レスキュー・ドースには何を処方すればいいのでしょうか?
     Q6 タペンタドールを開始するのであれば、
       緩下剤や制吐剤を処方するは必要ありませんか?
     Q7 タペンタドールを他のオピオイドと併用する意義は
       ありますか?
     Q8 μ受容体への結合親和性やノルアドレナリン再取り込み
       阻害作用は、どのくらい強いのでしょうか?
     Q9 用量をあげるとノルアドレナリンが増加することが
       想定されますが、それに伴う副作用はあるのでしょうか?
     Q10 神経障害性疼痛に有効であるというエビデンスは
        あるのでしょうか?

この書籍の参考文献

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本参考文献は電子書籍掲載内容を元にしております。

基礎編

P.23 掲載の参考文献
1) Galea MP : Neuroanatomy of the nociceptive system. Pain. A textbook for health professionals 2 nd ed. (van Griensven H, Strong J, Unruh AM), pp49-76, 2014
2) van Griensven H. Neurophysiology of pain. Pain A textbook for health professionals 2 nd ed. (van Griensven H, Strong J, Unruh AM), pp77-88, 2014
3) Ringkamp M, Raja SN, Campbell JN, et al. : Section 1 Neurobiology of pain. Wall and Melzack's Textbook of pain 6 th ed. (McMahon SB, Koltzenburg M, Tracey I, Turk DC), pp1-219, 2013
4) 痛みの薬物治療 (山本達郎編), 文光堂, 2013
17) World Health Organization. Cancer pain relief 2 nd ed, 1996
18) 中川貴之 : トラマドールおよび新規オピオイド系鎮痛薬タペンタドールの鎮痛作用機序とその比較. 日本緩和医療薬学雑誌 6 : 11-22, 2013
P.39 掲載の参考文献

臨床編

P.51 掲載の参考文献
P.54 掲載の参考文献
P.61 掲載の参考文献
P.67 掲載の参考文献
P.79 掲載の参考文献

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