ゼロから始めるパーキンソン病診療

出版社: 文光堂
著者:
発行日: 2016-10-03
分野: 臨床医学:内科  >  脳神経科学/神経内科学
ISBN: 9784830615450
電子書籍版: 2016-10-03 (第1版第1刷)
書籍・雑誌
≪全国送料無料でお届け≫
発送目安:8~14営業日

4,180 円(税込)

電子書籍
章別単位での購入はできません
ブラウザ、アプリ閲覧

4,180 円(税込)

商品紹介

パーキンソン病は薬物治療の進歩により予後が改善し平均余命が延長したことで,専門医から戻された患者をかかりつけ医が診療するケースが多くなっている.パーキンソン病診療の専門家である著者が,かかりつけ医が行うパーキンソン病患者のフォローアップのコツと注意点,専門医の処方の組み方の解釈,パーキンソン病に合併する様々な疾患(がん,糖尿病など)の管理や,専門医との連携の仕方などをわかりやすく解説.疑うべき症候から診断,治療,ケアまで,かかりつけ医に必要なパーキンソン病診療の実際がまとめられている.「コラム」,「雑談」が随所に盛り込まれており,読み物としての楽しみもある1冊となっている.

目次

  • ゼロから始めるパーキンソン病診療

    ―目次―

    1章 パーキンソン病とは
     1 はじめに:パーキンソン病の疫学など
     2 パーキンソン病の4大徴候
     3 Hoehn‐Yahr重症度,PD患者への説明など
     4 パーキンソン病の原因
     5 Braak仮説について

    2章 パーキンソン病の歴史
     1 James Parkinsonの著書『An Essay on the Shaking Palsy』
     2 Charcotによる再評価とGowersのreview
     3 病理学的裏付け
     4 この30年間でのパラダイムシフト

    3章 発症前から早期にかけてのパーキンソン病
     1 PDは慢性に経過する疾患である
     2 病前性格
     3 発症前に認められる症候
     4 初発症状と4大徴候
     5 4大徴候以外のPDの徴候

    4章 初期〜中期にかけてのパーキンソン病
     1 典型的経過
     2 PDのhoneymoon period(蜜月期)
     3 かかりつけ医で診るか,専門医が診るか?
       〜かかりつけ医と専門医の連携

    5章 パーキンソン病治療のポイント
     1 薬物治療
     2 忘れてはいけない合併症:悪性症候群
     3 専門医の処方の組み方
     4 PDに対する外科療法:
        特に脳深部刺激療法(DBS)の適応について
     5 PDに対するリハビリの適応や方法など
     6 今後の治療薬の見通し:disease‐modifying therapyなど

    6章 精神症状と非運動症状
     1 認知症を認めるとき,どう考えるか
     2 認知症を伴うパーキンソン病(PDD)と
        Lewy小体型認知症(DLB)
     3 抗パ剤の副作用による非運動症状
     4 パーキンソン病の手術療法と認知症

    7章 パーキンソン病の鑑別診断
     1 非変性疾患によるパーキンソニズム
     2 神経変性疾患によるパーキンソニズム

    8章 中期〜後期以降のパーキンソン病
     1 どのような合併症が出現してくるのか?
     2 運動系合併症
     3 進行期症状

    9章 パーキンソン病に併発しうる疾患・終末像
     1 PDに併発しうる疾患:生活習慣病の視点から
     2 PDの終末像は?
     3 どこまで治療を行うべきか?
        〜治療の中止・治療内容の変更〜
     4 パーキンソン病の死因

    附録 パーキンソン病と公的扶助

おすすめ商品

この書籍の参考文献

参考文献のリンクは、リンク先の都合等により正しく表示されない場合がありますので、あらかじめご了承下さい。

本参考文献は電子書籍掲載内容を元にしております。

1章 パーキンソン病とは

P.16 掲載の参考文献
1) 谷口彰, 他 : 厚生労働省特定疾患治療研究事業臨床調査個人票の集計結果からみたパーキンソン病患者の現況. 臨床神経 48 : 106-113, 2008
2) 若林孝一 : パーキンソン病の病理 : レビー小体は悪玉か善玉か? 臨床神経 48 : 981-983, 2008
3) 舟辺さやか, 他 : Parkinson病のBraak仮説について. 神経内科 75 : 307-313, 2011
8) 武田篤 : 重度嗅覚障害はパーキンソン病認知症の前駆徴候である. 臨床神経 53 : 91-97, 2013
9) 坪井義夫, 他 : Controversy : DLBは大脳に始まり病変は下降する. MDSJ Letters 5 : 1-3, 2012

2章 パーキンソン病の歴史

P.29 掲載の参考文献

3章 発症前から早期にかけてのパーキンソン病

P.49 掲載の参考文献
1) Kempster PA, et al : Relationships between age and late progression of Parkinson's disease : a clinico-pathological study. Brain 133 : 1755-1762, 2011
2) 北村伸, 他 : パーキンソン病と抑うつ. 精神経誌 115 : 1135-1141, 2013
4) 日本神経治療学会治療指針作成委員会編 : 標準的神経治療 : Restless legs 症候群. 29, p 73, 2012
P.51 掲載の参考文献
1) 栗原照幸 : Q&A 神経科学の素朴な疑問 貧乏ゆすりはなぜやめられないのでしょうか? Clinical Neuroscience 32 : 955, 2014
2) 日本神経治療学会治療指針作成委員会編 : 標準的神経治療 : Restless legs症候群

4章 初期~中期にかけてのパーキンソン病

P.69 掲載の参考文献
1) 厚生労働省 : 平成27年1月1日施行の指定難病 (新規). (http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000062437.html)
2) Orimo S, et al : 123I-MIBG myocardial scintigraphy for differentiating Parkinson's disease from other neurodegenerative parkinsonism : a systematic review and meta-analysis. Parkinsonism Relat Disord 18 : 494-500, 2011
4) Olanow CW, et al : Factors predictive of the development of Levodopa-induced dyskinesia and wearing-off in Parkinson's disease. Mov Disord 28 : 1064-1071, 2013
5) The Parkinson Study Group : Levodopa and the progression of Parkinson's disease. N Eng J Med 351 : 2498-508, 2004

5章 パーキンソン病治療のポイント

P.109 掲載の参考文献
1) 川上忠孝 : 【パーキンソン病 基礎・臨床研究のアップデート】主な治療薬の種類と特徴 抗コリン薬 概要, 薬理作用, 用法・用量, 有用性, 副作用とその対策. 日本臨牀 67 (増刊4) 386-389, 2009
2) 平山惠三, 他 : Parkinson症候群に対するL-DOPA ならびにTrihexyphenidylの治療効果. 神経進歩 15 : 267-285, 1971
3) 川上忠孝, 他 : Amantadine 単独投与中に服薬の中断で悪性症候群を呈した軽症Parkinson病の1例. 神経内科 49 : 356-360,1998
4) 医薬品安全対策情報-医療用医薬品使用上の注意改訂のご案内-. 243 : 3, 2015 (http://www.pmda.go.jp/safety/info-services/drugs/calling-attention/dsu/0001.html)
5) 藤本健一 : Controversy : レボドパはドパミン不足の症状に対していつまでも有効である. MDSJ Letters 5 : 1-3, 2012
6) 村田美穂 : 新しい抗パーキンソン病薬ゾニサミドの発見. 臨床神経 50 : 67-73, 2010
7) 山田人志 : <シンポジウム (2) -6-2 > パーキンソン病のDBS治療における神経内科医の役割DBSの適応について (神経内科の立場から). 臨床神経 52 : 1098-1099, 2012
8) 藤本健一 : 第3回 神経難病リハビリテーション研究会. (3) 「パーキンソン病の姿勢異常とリハビリテーション」. (http://nanbyoreha.com/wp-content/uploads/2015/01/1e280ff96392f1c7c19d4369deb2d9a3.pdf)
13) 自治医科大学 小児科学教室AADC欠損症遺伝子治療のHP (http://www.jichi.ac.jp/usr/pedi/aadc/index.html)
P.110 掲載の参考文献
三輪英人 : 特集/臨床薬理試験認定医をめぐる課題 4. プラセボの効果. 臨床薬理 40 (4) : 145-150, 2009
P.111 掲載の参考文献

6章 精神症状と非運動症状

P.134 掲載の参考文献
1) 栗崎博司 : パーキンソン病の認知機能障害について. 認知神経科学 11 : 220-227, 2009
3) Connie M, et al : Measuring mild cognitive impairment in patients with Parkinson's disease. Mov Disord 28 : 626-633, 2013
5) 佐々木健介, 他 : アルツハイマー病と耐糖能異常 : 久山町認知症研究. 老年期認知症研究会誌 18 : 20-24, 2011
6) 長濱康弘 : レビー小体型認知症 : BPSDのメカニズム. 老年期認知症研究会誌 19 : 41-43, 2012
7) 長濱康弘 : DLBに特有のBPSD発生メカニズムと具体的対処法. 老年精神医学雑誌 23 (suppl I) : 81-88, 2012

7章 パーキンソン病の鑑別診断

P.159 掲載の参考文献
1) 水野美邦 : 症候論よりみたParkinson病, Parkinsonism の概念, 定義と診断基準. 日本臨床 55 : 16-20, 1997
2) 厚生労働省 : 重篤副作用疾患別対応マニュアル アカシジア (平成22年3月). (http://mhlw.go.jp/topics/2006/11/dl/tp1122-1j10.pdf)
3) 川上忠孝, 他 : Diltiazemにより急性にパーキンソニズムを呈した1症例. 神経治療学 17 : 57-60, 2000
4) 豊倉康夫 : フォン・エコノモと嗜眠性脳炎. 神経研究の進歩 11 : 425, 1967
5) 水上勝義 : エコノモ型脳炎後パーキンソニズムの臨床病理学的研究 (https://kaken.nii.ac.jp/d/p/05770712.en.html)
6) 羽賀千恵, 他 : 神経変性疾患と蓄積する蛋白について 新しい変性蛋白 (TDP-43) を含めて. (https://www.nichirei.co.jp/bio/tamatebako/pdf/diag_06_dr_haga.pdf)

8章 中期~後期以降のパーキンソン病

P.183 掲載の参考文献

9章 パーキンソン病に併発しうる疾患・終末像

P.197 掲載の参考文献
2) 日本膵臓学会膵癌診療ガイドライン改定委員会 : 科学的根拠に基づく膵癌診療ガイドライン 2013年版. 金原出版, 2013 (日本膵臓学会ホームページで公開)

最近チェックした商品履歴

Loading...