この一冊で全身攻略! 救急での異物除去

出版社: 羊土社
著者:
発行日: 2016-11-20
分野: 臨床医学:一般  >  救命/救急
ISBN: 9784758117982
電子書籍版: 2016-11-20 (第1刷)
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商品紹介

「足に釘を打ち込んでしまった!」などの,救急で出合うあらゆる異物を除去するコツを教えます!消化管から眼・耳・鼻まで全身の症例を豊富に掲載,ベテランならではの工夫や攻略法が学べる,現場で役立つ一冊!

目次

  • この一冊で全身攻略! 救急での異物除去

    ―目次―

    第1章 消化管
     A 総論:消化管異物の特徴と診察の進め方
     B 各論:除去手技の実際
      1.食道異物
      2.胃内異物
      3.小腸異物
      4.直腸異物

    第2章 呼吸器
     A 総論:呼吸器異物の特徴と診察の進め方
     B 各論:除去手技の実際
      1.窒息時の緊急処置(ハイムリック法)
      2.喉頭・口腔内異物
      3.気管内・気管支内異物

    第3章 皮下・爪下
     A 総論:皮下・爪下異物の特徴と診察の進め方
     B 各論:除去手技の実際
      1.皮下異物
      2.爪下異物

    第4章 筋骨格系
     A 総論:筋骨格系の異物の特徴と評価のしかた
     B 各論:除去手技の実際

    第5章 耳内
     A 総論:耳内異物の特徴と診察の進め方
     B 各論:除去手技の実際

    第6章 鼻内
     A 総論:鼻内異物の特徴と診察の進め方
     B 各論:除去手技の実際

    第7章 眼内
     A 総論:眼内異物の特徴と診察の進め方
     B 各論:除去手技の実際
      1.眼表面異物(結膜,角膜異物)
      2.眼内異物(眼球内,眼窩内異物)

    第8章 膣内
     A 総論:膣内異物の特徴と診察の進め方
     B 各論:除去手技の実際

    第9章 泌尿器
     A 総論:泌尿器科異物の特徴と診察の進め方
     B 各論:除去手技の実際
      1.膀胱異物
      2.尿道異物

    第10章 血管内・心腔内
     A 総論:血管内異物の特徴と診察の進め方
     B 各論:除去手技の実際

この書籍の参考文献

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本参考文献は電子書籍掲載内容を元にしております。

第1章 消化管

P.18 掲載の参考文献
1) 赤松康次, 他:異物摘出術ガイドライン. 「消化器内視鏡ガイドライン第3版」(日本消化器内視鏡学会/監修), 医学書院, pp206-214, 2006
2) 「急性中毒標準診療ガイド」(日本中毒学会/編), じほう, 2008
3) 仁科雅良, 他:消化管異物に対する診断と治療方針. 日本腹部救急医学会雑誌, 19:13-54, 1999
4) 上原正義, 他:内視鏡的に摘出した上部消化管異物104例の臨床的検討. 日本消化器内視鏡学会雑誌, 52:1243-1249, 2010
5) 山本龍一, 他:消化管異物83例の臨床的検討. 埼玉医科大学雑誌 2010;37:11-14, 2010
6) 厚生労働省. 平成25年度 家庭用品等に係る健康被害病院モニター報告書
7) 公益財団法人 日本中毒情報センター 2014年 年報受信報告書
8) Webb WA:Management of foreign bodies of the upper gastrointestinal tract. Gastroenterology, 94:204-216, 1988
9) Eisen GM, et al:Guideline for the management of ingested foreign bodies. Gastrointest Endosc, 55:802-806, 2002
10) Lai AT, et al:Risk factors predicting the development of complications after foreign body ingestion. Br J Surg, 90:1531-1535, 2003
P.25 掲載の参考文献
1) 加藤元嗣, 他:緊急内視鏡の適応を決める症候・診断学. 消化器内視鏡, 18:1494-1498, 2006
2) 山本龍一, 他:消化管異物83例の臨床的検討. 埼玉医科大学雑誌, 37:11-14, 2010
3) 赤松泰次, 他:異物摘出術ガイドライン. 「消化器内視鏡ガイドライン第3版」(日本消化器内視鏡学会/監修), pp206-214, 医学書院, 2006
4) 平林秀樹:食道・気道異物. 日本気管食道学会会報, 53:379-387, 2002
5) 新谷裕, 木内俊一郎:誤飲したPTPの診断にCTが有用であった3例. 日本臨床救急医学会雑誌, 13:664-667, 2010
P.33 掲載の参考文献
1) 山本龍一, 他:消化管異物83例の臨床的検討. 埼玉医科大学雑誌, 37:11-14, 2010
2) 加藤真吾, 他:消化管異物除去. 成人病と生活習慣病, 45:314-321, 2015
P.44 掲載の参考文献
1) 葉季久雄, 他:術前に診断しえた魚骨による回腸穿孔の1治験例-過去10年間の魚骨による消化管穿孔271例の分析-. 日本消化器外科学会雑誌, 34:1640-1644, 2001
2) 葉季久雄, 他:Press through package による回腸穿孔, 汎発性腹膜炎の1症例. 日本臨床外科学会雑誌, 68:1974-1979, 2007
3) 田中周, 他:【ダブルバルーン内視鏡が変えた治療学】小腸における異物回収. 消化器内視鏡, 19:1598-1603, 2007
4) 山岡正治, 他:内視鏡治療の実際, 異物除去. 消化器内視鏡, 24:1044-1048, 2012
Triadafilopouols, G:Ingested foreign bodies and food impactions in adults. In:UpToDate, Post TW(Ed), UpToDate, Waltham, MA. (Accessed on Apr 10, 2016.)
P.52 掲載の参考文献
1) 津田健希, 他:仙骨硬膜外麻酔と産科器具を用いて経肛門的に摘出した直腸異物. 日腹部救急医会誌, 35:659-662, 2015
2) 小島豊, 他:児頭吸引器で摘出した直腸内異物の1例. 日外科連合会誌, 30:648-651, 2005
3) 寺山毅郎, 他:ミオームボーラーが有効であった巨大直腸異物の1例. 日救急医会関東誌, 35:261-264, 2014
4) 間遠一成, 他:直腸異物(PETボトル)に対する経肛門的摘出術の工夫. 日本大腸肛門病会誌, 61:339-341, 2008
5) 石山勇司, 佐々木一晃:2. 裂肛に対する外来治療-とくに麻酔法の工夫と用手肛門拡張法について-. 日本大腸肛門病会誌, 48:1094-1099, 1995
6) 矢部信成, 他:内視鏡摘出が可能であった直腸異物の4例. Prog Dig Endosc, 87:184-185, 2015
7) 藤田昌久, 他:ミオームボーラーを用いて経肛門的に摘出したシリコン製巨大直腸内異物の1例. 日本大腸肛門病会誌, 68:486-489, 2015
8) Nehme Kingsley A & Abcarian H:Colorectal foreign bodies. Management update. Dis Colon Rectum, 28:941-944, 1985
9) 西森武雄, 金友英:経肛門的直腸異物の3例. 日本大腸肛門病会誌, 63:163-168, 2010
10) 松本昌久, 他:経肛門的異物による遅発性S状結腸多発穿通の1例. 日腹部救急医会誌, 24:915-918, 2004

第2章 呼吸器

P.75 掲載の参考文献
1) 森田真理, 他:小児気管支異物摘出における工夫. 小児耳鼻咽喉科, 30(1):42-46, 2009

第3章 皮下・爪下

P.82 掲載の参考文献
1) 上田晃一:創傷形態からみた処置法-咬創, 刺創, 異物埋入創. 形成外科, 49:S67-72, 2006
P.94 掲載の参考文献
1) Buttaravoli P:Minor Emergencies:Splinters to Fractures, 2nd ed, pp614-643, 2007
2) 許 勝栄:「これ一冊で小外科, 完全攻略 持っててよかった」, pp239-243, 2014
P.99 掲載の参考文献
1) Buttaravoli P:Minor Emergencies:Splinters to Fractures, 2nd ed, pp614-643, 2007

第5章 耳内

P.129 掲載の参考文献
1) 杉浦彩子:「驚異の小器官 耳の科学」, pp32-34 pp176-178, 講談社, 2014
2) 坂口博史:「ENT 臨床フロンテイア 耳鼻咽喉科の外来処置・外来小手術」(浦野正美/編), pp16-22, 文光堂, 2012
3) 平野真希子:「耳鼻咽喉科疾患ビジュアルブック」(中尾一成/編), pp52-54, 学研メディカル秀潤社, 2011

第7章 眼内

P.149 掲載の参考文献
1) 谷内修:眼内異物. 「眼科救急ガイドブック(眼科診療プラクティス15)」(臼井正彦/編), p228-231, 文光堂, 1995
2) 園田靖:結膜/結膜異物. 「眼救急疾患スクランブル(専門医のための眼科診療クオリファイ:21)」(坂本泰二/編), p131-133, 中山書店, 2014
3) 相馬剛至:異物処理(除去). 「眼手術学8 網膜・硝子体II」(小椋祐一郎, 門之園一明/編), p177-179, 文光堂, 2012
4) 恩田秀寿, 他:眼外傷の診断と処置(1) 眼外傷総論. 日本医事新報, 4638:67-70, 2013
5) 野田康雄:眼内異物. 眼科手術, 28:352-358, 2015
6) 笹元威宏, 小池昇:角膜/角膜異物. 「眼救急疾患スクランブル(専門医のための眼科診療クオリファイ:21)」(坂本泰二/編), p137-144, 中山書店, 2014
7) 園田良英:角膜びらん. ER マガジン, 4:326-327, 2007
8) 増井伸高:眼, 耳, 鼻の異物除去. 救急医学, 38:727-731, 2014
9) 石田政弘:眼内異物. 臨床外科, 59:72-74, 2004
10) 井上真:眼外傷(眼内異物を含む). 「眼手術学8 網膜・硝子体II」(小椋祐一郎, 門之園一明/編), p241-253, 文光堂, 2012
P.154 掲載の参考文献
1) 園田靖:結膜/結膜異物. 「眼救急疾患スクランブル(専門医のための眼科診療クオリファイ:21)」(坂本泰二/編), p131-133, 中山書店, 2014
2) 笹元威宏, 小池昇:角膜/角膜異物. 「眼救急疾患スクランブル(専門医のための眼科診療クオリファイ:21)」(坂本泰二/編), p137-144, 中山書店, 2014
3) 相馬剛至:異物処理(除去). 「眼手術学8」, p177-179, 2012
P.160 掲載の参考文献
1) 園田良英:角膜びらん. ER マガジン, 4:326-327, 2007
2) 石田政弘:眼内異物. 臨外, 59:72-74, 2004
3) 池田俊英:硝子体/眼内異物. 「眼救急疾患スクランブル(専門医のための眼科診療クオリファイ:21)」(坂本泰二/編), p245-248, 中山書店, 2014
4) 谷内修:眼内異物. 「眼科救急ガイドブック(眼科診療プラクティス15)」(臼井正彦/編), p228-231, 文光堂, 1995
5) 小泉閑:硝子体・網膜異物への処理. 「眼救急疾患スクランブル(専門医のための眼科診療クオリファイ:21)」(坂本泰二/編), p295-299, 中山書店, 2014
6) 井上真:眼外傷(眼内異物を含む). 「眼手術学8 網膜・硝子体II」, p241-253, 文光堂, 2012

第8章 膣内

P.166 掲載の参考文献
1) 今西由紀夫:腟異物/性器外傷・出血. 臨床婦人科産科, 67:49-51, 2013
2) 石濱淳美, 他:ちつ損傷・ちつ内異物. 産婦の実際, 36:2021-2026, 1987
3) 東田 章, 他:膀胱・膣内異物の診断と治療. 小児外科, 37:889-891, 2005
4) 鈴木 皓, 他:小児科領域におけるCefotaxime(クラフォラン(R))の臨床的検討. 小児科臨床, 37:1147-1154, 1984
5) 岩川眞由美, 他:診断までに1年半を要した膣内異物の5歳女児例. 日本小児外科学会雑誌, 33:765-769, 1997
6) 山口哲司, 他:タンポン使用を契機に発症したtoxic shock syndrome の1例. 臨床皮膚科, 61:891-894, 2007
7) 北村郁夫:子宮内避妊具(IUD). 臨床婦人科産科, 53:594-600, 1999
8) 西藤真紀子, 他:23年間にわたる膣内異物により膣閉鎖をきたした一例. 日本産婦人科学会中国四国合同地方部会雑誌, 52:65-68, 2003
P.173 掲載の参考文献
1) 石濱淳美, 他:ちつ損傷・ちつ内異物. 産婦の実際, 36:2021-2026, 1987
2) 今西由紀夫:腟異物/性器外傷・出血. 臨床婦人科産科, 67:49-51, 2013
3) 古田繁行, 他:小児膣異物の1例:-腹腔鏡観察下経膣的異物全摘除の経験-日本小児外科学会雑誌, 51:1230-1233, 2015
4) 福井里香, 他:5年間放置され直腸腟瘻を形成した腟内異物の1症例. 産婦の進歩, 56:293-297, 2004
5) 水田正能:長期間放置された腟内異物の1症例. 産科と婦人科, 65:235-238, 1998
6) 西藤真紀子, 他:23年間にわたる膣内異物により膣閉鎖をきたした一例. 日本産婦人科学会中国四国合同地方部会雑誌, 52(1):65-68, 2003
7) 鈴木 皓, 他:小児科領域におけるCefotaxime(クラフォラン(R))の臨床的検討. 小児科臨床, 37:1147-1154, 1984
8) 宋 裕賢, 他:小児膣内異物症例の検討. 西日本泌尿器科, 66:571-574, 2004

第9章 泌尿器

P.187 掲載の参考文献
1) 秋山道之進, 他:ぼうこう尿道異物(温度計)の1例 中年男性例. 西日本泌尿器科, 55, 876-879, 1993
2) 森直樹, 他:尿道異物を契機に発症したFournier's gangrene の1例. 泌尿器外科, 18, 1485-1488, 2005
3) 平井健一, 他:経尿道的に摘出しえた膀胱尿道異物の2例. 泌尿器外科, 23, 227-231, 2010
4) 四柳智嗣, 他:約30年前の外科手術に由来すると考えられた尿管異物(絹糸)の1例. 泌尿器外科, 14, 355-358, 2001
5) 大塚保宏, 他:PP-849 TUR-isを用いて経尿道的に摘出可能であった膀胱内異物の一例. 日本泌尿器科学会雑誌, 102, 2011
6) 澤崎晴武, 他:尿道カテーテル自己抜去による膀胱内異物の1例. 西日本泌尿器科, 69, 544-546, 2007
7) 山口耕平, 他:針刺入を繰り返した陰茎内異物の1例. 西日本泌尿器科, 67, 37-39, 2005

第10章 血管内・心腔内

P.192 掲載の参考文献
1) Cabot RC, et al:Case 11-2014:A man with traumatic injuries after a bomb explosion at the Boston marathon. N Engl J Med, 370:1441-1451, 2014
2) Bonvini RF, et al:Percutaneous retrieval of intravascular and intracardiac foreign bodies with a dedicated threedimensional snare. Catheterization and Cardiovascular Interventions, 74:939-945, 2009
3) Kusminisky RE:Complications of Central Venous Catheterization. J Am Coll Surg, 204:681-696, 2007
4) Floridi C, et al:Intravascular foreign bodies:What the radiologist needs to know. Semin Ultrasound CT MRI, 36:73-79, 2014
5) Lawrence PF, et al:Retrieval of iatrogenic intravascular foreign bodies. J Vasc Surg, 57:276-281, 2013
6) Carroll MI, et al:Endovascular foreign body retrieval. J Vasc Surg, 57:459-463, 2013
P.194 掲載の参考文献
1) Woodhouse JB, et al:Techniques for Intravascular Foreign Body retrieval. Cardiovasc Intervent radiol, 36:888-897, 2013
2) Radiology Key Chapter107:Foreign Body Retriev(http://radiologykey.com/foreign-body-retrieval/)

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