医療スタッフのための　微生物検査のススメ

出版社： ヴァンメディカル
著者：
発行日： 2017-02-01
分野： 臨床医学：内科  >  感染症/AIDS
ISBN： 9784860921248
電子書籍版： 2017-02-01 （初版）
書籍・雑誌
≪全国送料無料でお届け≫
取寄せ目安：8～14営業日

2,530 円(税込)

購入する
電子書籍
章別単位での購入はできません
ブラウザ、アプリ閲覧

2,530 円(税込)

購入する

商品紹介

臨床現場の診断・治療，看護・感染対策に活かす微生物検査のススメ。医師・看護師・臨床検査技師・薬剤師などすべての医療スタッフに向けた実践的でわかりやすい微生物検査の解説書！！

目次

  • 医療スタッフのための　微生物検査のススメ

    ―目次―

    (1)　感染症と微生物の関係
    　1　感染症の捉え方
    　2　微生物とその特徴
    　3　感染症と微生物を取り巻く環境

    (2)　微生物検査の基本
    　1　微生物検査の重要性
    　2　微生物検査の対象者―感染症を疑う時
    　3　微生物検査の種類―検査の特徴とメリット・デメリット

    (3)　微生物検査の臨床応用
    　?　臨床応用のための検査プロセス
    　　1　検査のオーダー―検査内容の組み立て方
    　　2　検査のタイミング―検査結果への影響
    　　3　検査前や検査途中の情報収集
    　　　　　―結果が出る前でも得られる情報
    　　4　臨床応用のためのコツ・工夫―現場活用に備えた事前措置
    　　5　検体の取り扱い方―正しい採取・正しい保管
    　　6　検査室の動き―検体の受け取りから結果報告まで
    　　7　検査結果の報告―結果の示され方
    　　8　検査のフィードバック
    　　　　　―検査結果はどう伝え、どう共有するか
    　　9　検査過程における注意事項
    　　10　外部委託による検査とその注意点
    　II　診断・治療への応用
    　　1　原因微生物の推定―検査結果の治療への影響
    　　2　感染巣の判定
    　　3　感受性検査結果の読み解き方
    　　　　　―耐性菌を見逃さないための注目ポイント
    　　4　抗菌薬選択への活用―『抗菌薬の適正使用』に向けて
    　　5　2回目以降の微生物検査の活用―経過観察における検査実施
    　III　感染対策への応用
    　　1　検査結果の共有―サーベイランスの活用
    　　2　感染対策への応用と考え方
    　　3　微生物検査の患者対応への活用と実際
    　　4　感染源の特定と感染伝播遮断への活用
    　　　　　―アウトブレイクに際して

    (4)　臨床応用の実際
    　1　薬剤感受性検査による診断確定例
    　2　抗体検査による診断確定例
    　3　遺伝子検査による診断確定例
    　4　抗菌薬選択への活用例1（de-escalationの実際）
    　5　抗菌薬選択への活用例2（系統変更）

    (5)　微生物検査のこれから
    ●　感染症診療・院内感染対策における微生物検査のこれから

この書籍の参考文献

参考文献のリンクは、リンク先の都合等により正しく表示されない場合がありますので、あらかじめご了承下さい。

本参考文献は電子書籍掲載内容を元にしております。

1 感染症と微生物の関係

P.12 掲載の参考文献
1) 日本感染症学会編集 : 感染症専門医テキスト 第I部 解説編. 南江堂, 東京, 2011
 
2) 二木芳人, 吉田耕一郎編集 : レジデントのための感染症の診断・治療. ナツメ社, 東京, 2014
 
3) 坂崎利一, 那須勝編集 : 臨床医のための臨床微生物学. フジメディカル出版, 大阪, 2002
 
4) 大塚喜人 : よくわかる! 感染管理. メヂカルフレンド社, 東京, 2007, p5
 
5) 「細菌性髄膜炎診療ガイドライン」作成委員会編集 : 細菌性髄膜炎診療ガイドライン 2014 (日本神経学会・日本神経治療学会・日本神経感染症学会監修). 南江堂, 東京, 2014, p5
 
P.16 掲載の参考文献
1) 岩本愛吉 : 第1章 全体像を把握する 感染症を起こす病原体/微生物. 看護のための最新医学講座 [第2版] 第10巻 微生物と感染症 (日野原重明ほか監修, 岩本愛吉編集). 中山書店, 東京, 2009, p2-12
 
2) 松本慶蔵編集 : 病原菌の今日的意味 改訂4版, 医薬ジャーナル社, 大阪, 2011
 
3) 日本感染症学会編集 : 感染経路. 感染症専門医テキスト 第I部 解説編, 南江堂, 東京, 2011, p35-37
 
P.18 掲載の参考文献
1) 日本感染症学会編集 : 感染症専門医テキスト 第I部 解説編. 南江堂, 東京, 2011
 
2) 大塚喜人. よくわかる! 感染管理. メヂカルフレンド社, 東京, 2007
 
3) 青木眞 : レジデントのための感染症診療マニュアル 第2版. 医学書院, 東京, 2008
 
4) Ishida T et al : A 3-year prospective study of a urinary antigen-detection test for Streptococcus pneumoniae in community-acquired pneumonia : utility and clinical impact on the reported etiology. J Infect Chemother 10 (6) : 359-363, 2004
 
5) 松本哲郎ほか : 尿路感染症主要原因菌の各種抗菌薬に対する感受性. 日化療会誌 58 (4) : 466-482, 2010
 

2 微生物検査の基本

P.36 掲載の参考文献
1) 岡田淳ほか : 臨床検査学講座 微生物学/臨床微生物学 第2版. 医歯薬出版, 東京, 2007
 
2) 金井正光監修, 奥村伸生ほか編集 : 臨床検査法提要 改訂第33版. 金原出版, 東京, 2010
 
3) 青木眞 : レジデントのための感染症診療マニュアル 第2版. 医学書院, 東京, 2008
 
4) 赤松紀彦ほか : III 病原体検出の実際 4. 抗酸菌 (結核菌・非結核性抗酸菌). 化学療法の領域 増刊号 31 (S-1) : 118-125, 2015
 

3 微生物検査の臨床応用

P.66 掲載の参考文献
1) 小森敏明 : 2章 医療従事者が知っておきたい微生物検査の基本 2 微生物検査の流れと実際 1 検査の流れの全体像. 感染対策に役立つ臨床微生物 らくらく完全図解マニュアル (インフェクションコントロール 2011年春季増刊) (大塚喜人編), メディカ出版, 大阪, 2011, p44-47
 
2) 高橋信二 : 第3章 微生物学検査法 D. 検査材料別検査法 I. 微生物検査法の概要. 臨床検査学講座 微生物学/臨床微生物学 第3版, 医歯薬出版, 東京, 2010, p399-400
 
3) Richard B et al : Specimen collection, transport, and processing : bacteriology. Manual of clinical microbiology. 9th edition, ASM press, Washington DC, 2007, p291-323
 
4) 大塚喜人 : 2章 医療従事者が知っておきたい微生物検査の基本 2 微生物検査の流れと実際 5 検体採取 (3) 血液培養の検体. 感染対策に役立つ臨床微生物 らくらく完全図解マニュアル (インフェクションコントロール 2011年春季増刊) (大塚喜人編), メディカ出版, 大阪, 2011, p61-63
 
5) Baron EJ et al : Cumitech 1C, blood cultures IV. Coordinating ed. ASM Press, Washington, D. C., 2005
 
6) Mylotte JM et al : Blood cultures : clinical aspects and controversies. Eur J Clin Microbiol Infect Dis 19 : 157-163, 2000
 
7) 高橋信二 : 第3章 微生物学検査法 D. 検査材料別検査法 II. 血液検査法. 臨床検査学講座 微生物学/臨床微生物学 第3版, 医歯薬出版, 東京, 2010, p401-404
 
8) 高橋信二 : 第3章 微生物学検査法 D. 検査材料別検査法 V. 喀痰検査法. 臨床検査学講座 微生物学/臨床微生物学 第3版, 医歯薬出版, 東京, 2010, p409-413
 
9) 川上由行 : 第11章 臨床細菌・寄生虫検査 I. 臨床細菌検査 (含真菌) D. 各種感染症の臨床細菌検査 3. 呼吸器系感染症の臨床細菌検査. 臨床検査法提要 改訂第33版 (金井正光監修, 奥村伸生ほか編集), 金原出版, 東京, 2010, p1013-1018
 
10) 西山宏幸 : 2章 医療従事者が知っておきたい微生物検査の基本 2 微生物検査の流れと実際 3 検体採取 (1) 呼吸器系材料. 感染症に役立つ臨床微生物 らくらく完全図解マニュアル (インフェクションコントロール 2011年春季増刊) (大塚喜人編), メディカ出版, 大阪, 2011, p52-54
 
11) 粕谷 (福家) 淳 : 2章 医療従事者が知っておきたい微生物検査の基本 2 微生物検査の流れと実際 4 検体採取 (2) 泌尿・生殖器系, 消化器系材料. 感染対策に役立つ臨床微生物 らくらく完全図解マニュアル (インフェクションコントロール 2011年春季増刊) (大塚喜人編), メディカ出版, 大阪, 2011, p56-60
 
12) 渡智久 : 2章 医療従事者が知っておきたい微生物検査の基本 2 微生物検査の流れと実際 6 検体採取 (4) 穿刺液, 膿, そのほかの材料. 感染対策に役立つ臨床微生物 らくらく完全図解マニュアル (インフェクションコントロール 2011年春季増刊) (大塚喜人編), メディカ出版, 大阪, 2011, p64-68
 
13) 高橋信二 : 第3章 微生物学検査法 D. 検査材料別検査法 VIII. 膿・分泌物・体腔液などの検査法. 臨床検査学講座 微生物学/臨床微生物学 第3版, 医歯薬出版, 東京, 2010, p417-420
 
14) 入交昭一郎ほか : 第1章 症状・症候からどんな検体を採取しどのように診断を進めるか? 2 下痢をみた. ベッドサイドで役立つ微生物検査ガイド (河野茂ほか編). 文光堂, 東京, 2006, p7-19
 
15) 高橋信二 : 第3章 微生物学検査法 D. 検査材料別検査法 VII. 糞便検査法. 臨床検査学講座 微生物学/臨床微生物学 第3版, 医歯薬出版, 東京, 2010, p415-417
 
P.76 掲載の参考文献
1) 永田邦昭 : 第2版 感染症診断に役立つグラム染色. シーニュ, 東京, 2014
 
2) 河野茂, 平瀉洋一編集 : ベットサイドで役立つ微生物検査ガイド. 文光堂, 東京, 2006
 
3) 金井正光監修, 奥村伸生ほか編集 : 臨床検査法提要 改訂第33版. 金原出版, 東京, 2010
 
4) 日本結核病学会 抗酸菌検査法検討委員会編集 : 結核検査指針 2007. 結核予防会, 東京, 2007
 
P.91 掲載の参考文献
1) 小松方 : 臨床微生物検査の外部委託検査と病院の連携. モダンメディア 56 (9) : 15-20, 2010
 
P.95 掲載の参考文献
1) 日本呼吸器学会 呼吸器感染症に関するガイドライン作成委員会編集 : 成人市中肺炎診療ガイドライン. 日本呼吸器学会, 東京, 2007, p4-5
 
2) American Thoracic Society and Infectious Diseases Society of America : Guidelines for the management of adults with hospital-acquired, ventilator-associated, and healthcare-associated pneumonia. Am J Respir Crit Care Med 171 (4) : 388-416, 2005
 
P.99 掲載の参考文献
1) MRSA感染症の治療ガイドライン作成委員会編集 : MRSA感染症の治療ガイドライン. 日本化学療法学会・日本感染症学会, 東京, 2013
 
2) Weinstein MP et al : The clinical significance of positive blood cultures : a comprehensive analysis of 500 episodes of bacteremia and fungemia in adults. I. Laboratory and epidemiologic observations. Rev Infect Dis 5 (1) : 35-53, 1983
PubMed
P.108 掲載の参考文献
1) 厚生労働省 院内感染対策サーベイランス事業 : 公開情報 2013年1月～12月年報 院内感染対策サーベイランス検査部門. http://www.nih-janis.jp/report/open_report/2013/3/1/ken_Open_Report_201300.pdf
 
P.115 掲載の参考文献
1) Dellit TH et al : Infectious Diseases Society of America and the Society for Healthcare Epidemiology of America guidelines for developing an institutional program to enhance antimicrobial stewardship. Clin Infect Dis 44 (2) : 159-177, 2007
 
P.128 掲載の参考文献
1) Siegel JD et al : Health Care Infection Control Practices Advisory Committee : 2007 Guideline for isolation Precautions : Preventing Transmission of Infectious Agents in Health Care Settings. Am J Infect Control 10 (Suppl 2) : S65-164, 2007
 
P.137 掲載の参考文献
1) Jensen PA et al. Guidelines for Preventing the Transmission of Mycobacterium tuberculosis in Health-Care Settings, 2005. MMWR Recomm Rep 54 (RR 17) : 1-141, 2005
 
P.142 掲載の参考文献
1) 厚生労働省医政局地域医療計画課長 : 医療機関における院内感染対策について. 医政地発 1219第1号, 平成26年12月19日
 

4 臨床応用の実際

P.172 掲載の参考文献
1) 日本呼吸器学会 呼吸器感染症に関するガイドライン作成委員会 : 成人市中肺炎診療ガイドライン, 日本呼吸器学会, 東京, 2007
 
2) 鈴木富雄 : 意外とやさしい抗菌スペクトラム-覚え方のコツを伝授します-. 臨床研修プラクティス 3 (11) : 58-64, 2006
Medical*Online
3) 日本化学療法学会 抗菌化学療法認定医認定制度審議委員会 : 抗菌薬適正使用生涯教育テキスト (改訂版), 日本化学療法学会, 東京, 2013
 

書評

最近チェックした商品履歴

Loading...