栄養医療のスペシャリストがつづる 心に残る経腸栄養の患者さんたち

出版社: フジメディカル出版
著者:
発行日: 2015-03-01
分野: 臨床医学:一般  >  栄養/食事/輸血
ISBN: 9784862701558
電子書籍版: 2015-03-01 (第1刷)
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990 円(税込)

商品紹介

こういう患者さんを抱えておられる方々、医療関係者だけでなく、本当に多くの方に読んでいただきたいと思います。

目次

  • 表紙
  • まえがき
  • 目次
  • 第1章 栄養の力 - プロローグ
  • 「おはようございます」
  • 私の心に残る経腸栄養の患者さん
  • 家族の理解と補助に支えられた経腸栄養管理の威力
  • 患者・家族の目標である自宅への退院を支援した胃瘻栄養
  • 外傷性膵炎、腹腔内感染、肝機能障害に対し経腸栄養により救命できた症例
  • 難治性の肺炎が治ってしまった経鼻栄養の一例
  • 頸髄損傷による腸管麻痺で諦めかけた経腸栄養が可能になるまで
  • 栄養管理の推進に一役買ってくれたimmunonutrition効果第1号
  • ええメロン
  • 第2章 食べたい !
  • 食べたい
  • 仁淀川のあめご
  • 花農家のFさんとおはぎ
  • 夫婦で食べる喜びを再び…お饅頭
  • もう一度口から食べたい
  • 最後まで口から食べたかったTさん
  • 復活
  • 「た・べ・た・い・・・」
  • 最期まで口から食べることを支える経腸栄養療法 - 脳腫瘍終末期患者と家族とともに最善を考える -
  • 牛丼食いたい !
  • 第3章 胃瘻 ( PEG ) をめぐって
  • 地区最高齢のHさんとの出会い
  • HIV脳症に伴う多発脳動脈瘤から脳出血、脳梗塞を繰り返した症例に対してPEGを施行した経験
  • TPNから経腸栄養に変更して栄養状態が改善し、順調に治療を継続できた食道がん患者さん
  • 私の記憶に残る胃瘻患者 - 食道がん術後の胃管に対する胃瘻造設 -
  • PEGという手技でQOLを保ちながら逝った
  • 胃切除後に発症した脳梗塞の患者さんに行ったPEG
  • 「経腸栄養の偉大さ」、「食べるためのPEG」を私に根付かせてくれた外科術後誤嚥性肺炎の患者さん
  • 胃瘻造設後の経腸栄養で、寝たきりから元気で活発な高齢者になった症例
  • 胃瘻の適応について - 患者さんの笑顔から学んだこと -
  • 食べることは生きる楽しみ - 食事や仕事を継続するために決断した胃瘻 -
  • いつまでも一緒に・・・
  • PEGが人生を取り戻してくれた一例
  • 制御できなかった体重減少 - COPDのA氏との対話 -
  • 2回目の選択
  • 胃瘻を造ることになったのなら、ちゃんと造ってあげましょう
  • 嚥下障害の改善後に患者から学んだこと
  • 造ってほしい、造れません
  • 最期までココロとカラダに栄養を
  • PEG造設の患者さんへの栄養指導
  • 愛されている老人のPEG
  • 私のお守り
  • 胃瘻造設前の胃仮想内視鏡にて初めて進行胃がんの判明した脳梗塞患者さん
  • PEG造設時にバンパー埋没症候群を起こしてしまった症例
  • 腐食性食道炎の患者さんの命の源
  • 「胃瘻が詰まった。どうしよう ! 」必死の電話から生まれた簡易懸濁法
  • 『ポン ! 』という音がして抜けたPEGカテーテル
  • 第4章 経腸栄養管理 - 1
  • 腎臓病患者さんと経腸栄養
  • パーキンソン病の栄養管理には難しさと同時に面白さがある
  • 私が心に残る胃瘻患者・家族との出会い
  • 療養病棟の主と言われていたKさん
  • 経鼻栄養により家族の望む在宅看取りを果たすことができた一例
  • 最大の目標は家に連れて帰ること、そのために安定して栄養をとる方法を
  • 現在進行形の栄養管理
  • 水分管理の重要性を教えてくれた患者
  • 栄養管理において、多くの治療手段を持つことの重要性を教えてくれた患者さん
  • 頸髄損傷術後、本人と家族の思いを支え、胃瘻を造設して、経口摂取ができるようになるまで
  • 超高齢患者さんに、より良い最期を迎えていただくための経腸栄養
  • 栄養管理とその先の笑顔
  • 忘れられぬ彼女
  • 敗血症性ショックの患者さんから教わった栄養の大切さ
  • T君のこと
  • 胃瘻造設後、約1年以上かけて3食自力経口摂取となった症例
  • やはり「我が家」が一番 ! ?
  • 痙攣重積発作と意識障害が遷延する患者さんの命をつなぎとめた経腸栄養
  • チームでの介入で回復に向かった患者さん
  • 看護計画を立案してチームで意図的に経腸栄養管理を実施して回復したリフィーディング症候群の患者さん
  • 在宅経腸栄養法第一号の患者さんへの関わり - 病棟看護師そして訪問看護師として -
  • 在宅経腸栄養法第一号患者さんへの関わり ( つづき ) - 看護師長として -
  • 第5章 経腸栄養管理 - 2
  • ココアにより経口摂取が可能となった胃瘻の女性
  • 経腸栄養でもセレン欠乏症を意識する契機となった患者さん
  • 経腸栄養剤を投与するたびに出現する一過性の右片麻痺と失語症
  • 次々に起こるイベントでたびたび投与中断、たっぷり入れても栄養が改善しない…
  • 誤嚥性肺炎の繰り返しで食べられない - 体重が減る ! 何とかして ! ! -
  • 食道がん術後に両側乳糜胸を併発し、腸瘻からの栄養管理に難渋した一例
  • 胃切除後縫合不全の治療に難渋した症例
  • 紫の悪魔と呼ばれて
  • When the gut works, use it ! に考えさせられて
  • 私が慢性腎臓病用経腸栄養剤の調整を考える原点となった忘れ得ぬ患者さん
  • 移植までに目標体重へ - 更なる生着率の向上を目指して -
  • What a waste !
  • わらにもすがる思い・・・
  • 周術期における経口補水液ORS導入の恩恵
  • 長期間、1本の経鼻栄養カテーテルを使い続けた患者さん
  • 第6章 医療観、栄養医療の本質
  • 生きる尊厳は第三者が決めることではない ! - 認知症終末期の患者を家族とともに支援して -
  • 「心に残る患者さんたち」から学んだこと
  • 医療は誰のために・・・
  • 第7章 ジレンマ、無力感
  • 家族にとっての胃瘻、医師にとっての胃瘻
  • 胃瘻使用開始時期
  • 食道がん術後合併症にて数回の手術を経腸栄養管理にて乗り越えた患者
  • 思い出2つ
  • 理想とコストとやれること
  • 第8章 患者さんと家族の気持ち
  • 先生は「生きるための全てなんです ! 」
  • 1日でも長く
  • 胃瘻への想いさまざま
  • 同世代の熱傷患者が教えてくれた経管栄養の必要性と苦悩
  • 胃瘻導入に赤信号 - 家族との関わり方を考える -
  • あとどれくらい生きられるの
  • 家族も栄養士も本気。栄養士の説明責任
  • 父のために
  • 患者のQOLを尊重した栄養と関わり
  • 家族看護の視点から振り返る在宅経管栄養療法 - 家族にとっての最善を考える -
  • 患者の思いにはっとした、胃瘻からの経腸栄養剤の選択
  • 医療者が目指すゴールと患者・家族が目指すゴールがなぜ違う ? - 患者さんからいただいた手紙を通して感じたこと -
  • 患者と医療者の経管栄養に対する認識の違いで学んだこと
  • 第9章 看取り、緩和医療
  • それでも彼は一家の大黒柱
  • 離島で出会った仲良し夫婦
  • 匂い
  • 島みかん
  • 第10章 ユニークな患者さん
  • 達人
  • 「なにくそ ! 俺はここにいる」
  • 「暴れん坊」から「温厚なおじいさん」へ
  • 将棋の相手 ? 二度としたくない
  • 奥付

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