『理科年表』は、国立天文台が編纂する世界的にもユニークな、科学の全分野を網羅するデータブックです。理科・科学データの原点として幅広く活用されており、研究者・技術者はもとより理系学生、理科教育関係者、サイエンスライター、メディア記事担当者、理科ファンなど、「科学」に携わる多くの方々に愛用され続けています。 大正14年(1925)の創刊以来、毎年発行され続け(昭和19、20、21年版は発刊できませんでした)、最新の平成30年(2018)版で第91冊になります。 『理科年表』は、暦部、天文部、気象部、物理/化学部、地学部、生物部、環境部、附録で構成されています。昭和59年(1984)版に生物部が、そして平成17年(2005)版に環境部が新設されましたが、基本的な部門構成は創刊当時からほとんど変わっていません。