内分泌性高血圧診療マニュアル 改訂第2版

出版社: 診断と治療社
著者:
発行日: 2017-11-30
分野: 臨床医学:内科  >  内分泌/代謝
ISBN: 9784787822611
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5,720 円(税込)

商品紹介

内分泌性高血圧は決して稀ではないが,診断されずに見逃されていることが多い.本書では,内分泌性高血圧をいかに疑い,スクリーニングして,鑑別診断のための検査法を行い,的確に診断して最適な治療法を選択するかを個別に分かりやすく解説している.初版発行から7年の月日を経て出版となった改訂第2版では,【基礎編】で新たな血圧調節因子について取り上げ,【臨床編】で新たな薬剤により誘発される高血圧について取り上げた.

目次

  • I 総論編 
      1 内分泌性高血圧の概要
      2 高血圧治療ガイドライン2014(JSH2014)と内分泌性高血圧

    II 基礎編 
    第1章 昇圧に作用する因子 
      1 成長ホルモン(GH)
      2 バソプレシン(AVP)
      3 甲状腺ホルモン
      4 副甲状腺ホルモン(PTH)
      5 アルドステロン
      6 デオキシコルチコステロン(DOC)
      7 コルチゾール
      8 エストロゲン
      9 11β—水酸化ステロイド脱水素酵素(11β—HSD)
     10 カテコールアミン
     11 レニン
     12 アンジオテンシン変換酵素(ACE)と ACE2
     13 アンジオテンシン
     14 内因性ジギタリス様物質
     15 ウロテンシン
     16 レプチン 浦
     17 Na チャネル(ENaC)
     18 エンドセリン(ET,ECE)
     19 ネプリライシン(NEP)
    第2章 降圧に作用する因子
      1 一酸化窒素(NO,eNOS)
      2 過分極因子(EDHF)
      3 カリクレイン-キニン
      4 プロスタノイド(プロスタグランジン)
      5 アドレノメデュリン(AM)
      6 Na利尿ペプチド
      7 アディポネクチン
      8 アペリン
      9 リラキシン(RLX)

    III 臨床編
    第1章 総 論
      1 低カリウム血症を伴う高血圧の鑑別診断
      2 副腎腫瘍を伴う高血圧の鑑別診断
      3 レニンプロフィールによる高血圧の鑑別診断
    第2章 各 論
    A 下垂体疾患
      1 先端巨大症
    B 甲状腺疾患
      1 甲状腺機能亢進症
      2 甲状腺機能低下症
    C 副甲状腺疾患
      1 原発性副甲状腺機能亢進症
    D 副腎疾患
      1 原発性アルドステロン症
      2 クッシング症候群(下垂体性も含む)
      3 先天性副腎過形成 柳瀬敏彦 他 
      4 DOC 産生腫瘍 柴田洋孝 
      5 サブクリニカルクッシング症候群
      6 褐色細胞腫
    E 腎疾患
      1 腎血管性高血圧
      2 レニン産生腫瘍(傍糸球体細胞腫,腎外性レニン産生腫瘍)
    F 遺伝性疾患
      1 Liddle 症候群
      2 AME 症候群
      3 Gordon 症候群
      4 家族性高アルドステロン症
      5 グルココルチコイド抵抗症
    G 薬剤誘発性高血圧
      1 経口避妊薬
      2 偽アルドステロン症
      3 その他の薬剤誘発性高血圧
      4 セロトニン症候群
      5 がん分子標的薬

    付録 内分泌性高血圧に関する主要な機能検査と画像診断 
      1 カプトプリル試験
      2 フロセミド立位試験
      3 生理食塩水負荷試験
      4 デキサメタゾン抑制試験
      5 選択的副腎静脈サンプリング(ACTH 負荷)
      6 画像診断(1) CT,MRI
      7 画像診断(2) 核医学検査

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