医療判例解説 Vol.72 2018年2月号
出版社: |
医事法令社 |
発行日: |
2018-02-15 |
分野: |
医学一般
>
雑誌
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雑誌名: |
|
電子書籍版: |
2018-02-15
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目次
- ●「指標事例 7選」
・腹腔鏡下胆嚢摘出術中にがん性胆汁を漏出し経過観察としての検査義務を怠った結果、
患者が死亡したなどとして損害賠償を求めた事例
大阪地裁:平成29年1月18日判決
事件番号:平成24年(ワ)第12621号
・甲状腺治療を受けていた患者がB型肝炎の診療契約も成立していたにもかかわらず、
専門医への紹介義務等を怠ったとして損害賠償を求めた事例
京都地裁:平成28年2月17日判決
事件番号:平成25年(ワ)第3628号
・処方されていた抗てんかん薬を中止後に誤嚥性肺炎を発症し、
早期に診断して転院させる義務を怠って死亡させたとして損害賠償を求めた事例
鹿児島地裁:平成29年5月17日判決
事件番号:平成27年(ワ)第597号
・医療過誤により化膿性椎間板炎との診断がされず
重度の後遺障害が残ったことが認められ、損害額に関して争われた事例
名古屋地裁:平成28年11月25日判決
事件番号:平成26年(ワ)第2085号
・入院患者が低酸素性脳症となったのはパン食を提供しない義務や
観察義務に違反したためと損害賠償を求めた事例
大阪地裁:平成29年1月10日判決
事件番号:平成27年(ワ)第4015号
・適応のない直流除細動を実施したことにより心肺停止状態に陥り、
虚血性脳症で患者が死亡したなどとして損害賠償を求めた事例
名古屋地裁:平成28年6月17日判決
事件番号:平成26年(ワ) 第1099号
・点滴薬剤を血管外に漏出させ、右上肢の疼痛等を
カウザルギーと診断しなかった過失があるとして損害賠償を求めた事例
東京高裁:平成29年9月13日判決
事件番号:平成29年(ネ)第2048号