がん治療の進歩により,がん患者の生存率が大幅に改善され,さらに新しいがん治療法も次々と生み出されている一方で,がんサバイバーの心血管疾患による死亡や,がん治療による心毒性が話題となっている.これらの問題に取り組む新たな学際領域として「腫瘍循環器学(Onco-Cardiology/Cardio-Oncology)」が生まれた.本邦ではまだ数少ないエキスパートの先生方に主要なテーマをQ&A方式で執筆して頂き,1テーマ見開き2ページの簡潔なスタイルでまとめた.
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